特許
J-GLOBAL ID:200903011151609896

地絡方向継電器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-310059
公開番号(公開出願番号):特開2002-118954
出願日: 2000年10月11日
公開日(公表日): 2002年04月19日
要約:
【要約】【課題】 通常の地絡方向継電器では、零相電流と零相電圧の両方が設定レベル以上となったときに動作するようになっているので、非接地系三相三線式配電線で、一線完全接地時の地絡電流が大きい配電系統では、零相電圧が発生し高抵抗検出ができない。【解決手段】 零相電流要素20、零相電圧要素30とは別個に地絡電流検出手段1を設け、該検出手段1の設定レベル値を、零相電流要素20の設定レベル値より高く、且つ検出目標地絡抵抗値に流れる地絡電流値より低く設定し、零相電圧の発生が無い場合でも地絡電流がこの設定レベル値に達したときは、地絡検出信号を出力して動作させる。
請求項(抜粋):
零相電流がレベル検出回路の設定レベルに達したときに波形整形した零相電流信号を出す零相電流要素と、零相電圧がレベル検出回路の設定レベルに達したときに波形整形した零相電圧信号を出す零相電圧要素と、これら零相電流信号と零相電圧信号を入力して位相比較し、地絡方向を判別する位相判別回路を備え、地絡事故が負荷側のとき出力信号を出力する地絡方向継電器において、前記零相電流を入力し、この零相電流がレベル検出手段の設定レベル値に達したときに地絡検出信号を出力する地絡電流検出手段を設け、該地絡電流検出手段の設定レベル値を、前記零相電流要素におけるレベル検出回路の設定レベル値より高く、且つ検出目標地絡抵抗値に流れる地絡電流値より低く設定したことを特徴とする地絡方向継電器。
Fターム (4件):
5G058EE06 ,  5G058EF03 ,  5G058EG15 ,  5G058EH01

前のページに戻る