特許
J-GLOBAL ID:200903011153429283

機械保全用定期修理工事消化シミュレータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-300884
公開番号(公開出願番号):特開平10-326102
出願日: 1997年10月31日
公開日(公表日): 1998年12月08日
要約:
【要約】【課題】多数の定期修理工事を必要とする機械の工事消化状況を長期に亘って正確に予測できる機械保全用定期修理工事消化シミュレータを提供する。【解決手段】各定期修理工事実施日毎に、実施を予定する定期修理工事を抽出して実施予定リストを形成し、この実施予定リストを優先順位順にソートしてから、そのソート順に各定期修理工事の作業時間、ラップ条件及び要員の各条件が満足されたときに該当する定期修理工事の実施を決定すると共に、残り作業時間を算出し、上記各条件の1 つでも満足しないときには該当する定期修理工事実施日での定期修理工事の実施が不可能と判断し、その判断結果を格納とすると共に、該当する定期修理工事の優先順位をアップさせる。格納された実施不可能データに基づいて定期修理パターンや定期修理工事の見直しを行う。さらに、複数の改善レベル及び定期修理パターンを設定して、最適な改善レベルを選択する。
請求項(抜粋):
多数の定期修理工事を必要とする機械の工事消化状況を予測するシミュレータであって、各定期修理工事毎に少なくとも作業周期、作業人員、作業時間、前回施工日、他の工事と同時施工が不可能となるラップ条件でなる定期修理条件を格納する工事条件格納手段と、該工事条件格納手段で格納された定期修理条件に基づいて予め設定された定期修理パターンに従った将来の定期修理実施日毎に当該実施日に作業周期が該当する定期修理工事を抽出する工事抽出手段と、該工事抽出手段で抽出された各定期修理工事の作業時間が総時間から採用した工事の累積時間を減算した残り時間内であって当該定期修理工事が可能であるか否かを判定する作業時間判定手段と、前記工事抽出手段で抽出された定期修理工事のラップ条件に該当する他の修理工事がなくて当該定期修理工事が可能であるか否かを判定するラップ判定手段と、前記工事抽出手段で抽出された定期修理工事の作業要員が確保できて当該定期修理工事が可能であるか否かを判定する要員確保判定手段と、前記工事抽出手段で抽出した各定期修理工事を優先順にソートするソート手段と、該ソート手段でソートされた各定期修理工事についてそのソート順に前記作業時間判定手段、ラップ判定手段及び要員判定手段の判定を行い全ての手段で定期修理工事可能と判断されたときに当該定期修理工事の実施を決定すると共に、当該定期修理工事の作業時間を前記残り時間から減算する工事実施決定手段と、前記作業時間判定手段、ラップ判定手段及び要員判定手段の判定を行った結果何れかの判定手段で定期修理工事が不可能と判定されたときに、その判定結果を格納すると共に、該当する定期修理工事の優先順位を上げる不実施決定手段とを備えていることを特徴とする機械保全用定期修理工事消化シミュレータ。
IPC (3件):
G05B 15/02 ,  G06F 17/00 ,  G06F 17/60
FI (3件):
G05B 15/02 Z ,  G06F 15/20 D ,  G06F 15/21 L

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