特許
J-GLOBAL ID:200903011158454189

ペロブスカイト構造を有する酸化物粉末の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 皿田 秀夫 ,  米田 潤三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-091549
公開番号(公開出願番号):特開2004-299916
出願日: 2003年03月28日
公開日(公表日): 2004年10月28日
要約:
【課題】ペロブスカイト構造を有する酸化物粉末の比表面積に対する正方晶性(テトラゴナリティ)および結晶性を高くする製造方法を提供する。【解決手段】少なくとも2種以上の主原料粉末を混合、仮焼きし、形成されたペロブスカイト構造を有する酸化物を溶液中で湿式粉砕するペロブスカイト構造を有する酸化物粉末の製造方法であって、主原料粉末を仮焼きする工程は、その仮焼き雰囲気における酸素分圧Poが1×104Pa以下の範囲(酸素を含まない零を含む)であり、ペロブスカイト構造を有する酸化物を湿式粉砕する工程は、pHが8.5〜12.5の溶液中で処理されてなり、主原料粉末を仮焼きする工程における酸素分圧Po(単位はパスカル)と、湿式粉砕工程における溶液pHとの関係が下記式(1)〜(3)を満たす範囲で行なわれるように構成される。0≦Po≦1×104 ...式(1)pH≦(-4×10-5)Po+12.5 ...式(2)pH≧(1.2×10-4)Po+8.5 ...式(3)【選択図】 なし
請求項(抜粋):
ペロブスカイト構造を有する酸化物粉末を製造する際の少なくとも2種以上の主原料粉末を準備する工程と、 これらの少なくとも2種以上の主原料粉末を混合する工程と、 混合された少なくとも2種以上の主原料粉末を仮焼きする工程と、 仮焼きにより形成されたペロブスカイト構造を有する酸化物を溶液中で湿式粉砕する工程と、を有するペロブスカイト構造を有する酸化物粉末の製造方法であって、 前記主原料粉末を仮焼きする工程は、その仮焼き雰囲気における酸素分圧Poが1×104Pa以下の範囲(酸素を含まない零を含む)であり、 前記ペロブスカイト構造を有する酸化物を湿式粉砕する工程は、pHが8.5〜12.5の溶液中で処理されてなり、 前記主原料粉末を仮焼きする工程における酸素分圧Po(単位はパスカル)と、前記湿式粉砕工程における溶液pHとの関係が下記式(1)〜(3)を満たす範囲で行なわれてなることを特徴とするペロブスカイト構造を有する酸化物粉末の製造方法。 0≦Po≦1×104 ...式(1) pH≦(-4×10-5)Po+12.5 ...式(2) pH≧(1.2×10-4)Po+8.5 ...式(3)
IPC (3件):
C01B13/18 ,  C01G23/00 ,  H01G4/12
FI (4件):
C01B13/18 ,  C01G23/00 C ,  H01G4/12 358 ,  C04B35/00 A
Fターム (34件):
4G030AA08 ,  4G030AA09 ,  4G030AA10 ,  4G030AA16 ,  4G030AA17 ,  4G030BA09 ,  4G030CA01 ,  4G030CA08 ,  4G030GA01 ,  4G030GA03 ,  4G030GA04 ,  4G030GA08 ,  4G030GA18 ,  4G042DA02 ,  4G042DB07 ,  4G042DB08 ,  4G042DB21 ,  4G042DB23 ,  4G042DB24 ,  4G042DB26 ,  4G042DC02 ,  4G042DD10 ,  4G042DE03 ,  4G042DE06 ,  4G042DE12 ,  4G047CA07 ,  4G047CB01 ,  4G047CB04 ,  4G047CB08 ,  4G047CC02 ,  4G047CD08 ,  5E001AB03 ,  5E001AE02 ,  5E001AE03

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