特許
J-GLOBAL ID:200903011158725298

ハロゲン化銀カラー写真感光材料

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-211297
公開番号(公開出願番号):特開平9-043786
出願日: 1995年07月28日
公開日(公表日): 1997年02月14日
要約:
【要約】【課題】色再現性、鮮鋭度に優れた保存性の優れたハロゲン化銀カラー写真感光材料を提供することである。【解決手段】支持体上にそれぞれ少なくとも一層以上の青感光性ハロゲン化銀乳剤層、緑感光性ハロゲン化銀乳剤層、赤感光性ハロゲン化銀乳剤層及びイエローフィルター層を有するハロゲン化銀カラー写真感光材料において、該感光性乳剤層に隣接するイエローフィルター層以外の層または該感光性乳剤層の少なくとも一層に実質的に非感光性の、粒子内部および表面の少なくとも一方がかぶらされたハロゲン化銀乳剤、およびコロイド銀の少なくとも1つを含有し、かつ少なくとも一層にDIR化合物を含有し、かつ少なくとも一層に還元性化合物を含有することを特徴とする。
請求項(抜粋):
支持体上にそれぞれ少なくとも一層以上の青感光性ハロゲン化銀乳剤層、緑感光性ハロゲン化銀乳剤層、赤感光性ハロゲン化銀乳剤層及びイエローフィルター層を有するハロゲン化銀カラー写真感光材料において、該感光性乳剤層に隣接するイエローフィルター層以外の層または該感光性乳剤層の少なくとも一層に実質的に非感光性の、粒子内部および表面の少なくとも一方がかぶらされたハロゲン化銀乳剤、およびコロイド銀の少なくとも1つを含有し、かつ少なくとも一層に一般式〔A〕〜〔E〕で表される化合物の少なくとも一種を含有し、かつ少なくとも一層に下記一般式(I)で表される化合物を含有することを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。一般式(I)Red-(L)n-(G)m-(Time)t-X式中、Redは酸化還元母核またはその前駆体を表し、写真現像処理中に酸化されることによってはじめてー(Time)tーXが離脱することを可能ならしめる原子団を表す。TimeはRedの酸化体より離脱した後Xを放出する基を表し、Xは現像抑制剤を表す。Lは二価の連結基を表し、Gは酸性基を表す。nm、tはそれぞれ0または1を表す。ただし、n=1のとき、m=0であることはない。一般式〔A〕〜〔E〕【化1】式中Ra1、Ra2、Rb1およびRb2は同一でも異なってもよく、それぞれ水素原子またはアルキル基を表す。Ra3およびRb3は同一でも異なってもよく、それぞれ水素原子、アルキル基またはアリール基を表す。Ra4およびRb4は同一でも異なってもよく、それぞれアリール基を表し、Rb5はアルキル基、アリール基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキルアミノ基またはアリールアミノ基を表す。Rc1はヒドロキシ基またはーN(Rc2' )(Rc3' )を表し、Rc2、Rc3、Rc2’およびRc3' は水素原子、アルキル基またはアリール基を表す。ここでRc2とRc3、Rc2とRc2' 、Rc2' とRc3' は互いに結合して5又は6員環を形成してもよい。Rd1は炭素原子数10以上40以下の第2級または第3級アルキル基を表し、Re1はアルコキシ基、アリールオキシ基、アルキルアミノ基またはアリールアミノ基を表す。ここで一般式〔A〕、〔B〕、〔C〕および〔E〕で表される各基の炭素数の総和は12以上である。
IPC (4件):
G03C 7/305 ,  G03C 1/825 ,  G03C 7/00 530 ,  G03C 7/392
FI (5件):
G03C 7/305 ,  G03C 1/825 ,  G03C 7/00 530 ,  G03C 7/392 A ,  G03C 7/392 Z

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