特許
J-GLOBAL ID:200903011161363593
優秀な耐蝕性を持ったニオブ含有ジルコニウム合金核燃料被覆管の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
安富 康男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-027882
公開番号(公開出願番号):特開2003-149365
出願日: 2002年02月05日
公開日(公表日): 2003年05月21日
要約:
【要約】【課題】 優秀な耐蝕性を持ったニオブ含有ジルコニウム合金核燃料被覆管の製造方法を提供する。【解決手段】 具体的には、ニオブを含有したジルコニウム合金核燃料被覆管の製造方法において、ジルコニウム合金組成を持った混合物を溶解してβ-鍛造、β-焼入、熱間加工、最初熱処理、冷間加工、中間熱処理及び最終熱処理からなるニオブ含有ジルコニウム合金核燃料被覆管を製造する方法に関するもので、α-ジルコニウムベースメタル内のニオブ溶質濃度が原子炉稼動温度で過飽和状態で存在する事を減らして平衡濃度を維持するように熱的・機械的処理を実施して耐蝕性を向上させ、軽水炉及び重水炉型原子力発電所の原子炉心内で核燃料被覆管に有用に応用出来る。
請求項(抜粋):
Nb 1.1〜1.7 重量%; O 600〜1600 ppm; Si 80〜120 ppm及びZr残部で構成されるジルコニウム合金を製造する方法において、ジルコニウム合金組成を持った混合物を溶解してインゴット(ingot)を製造する段階(段階 1);上記インゴットを1000°C以上のβ相領域で鍛造(forging)する段階(段階 2);1000°C以上のβ相領域で溶体化熱処理を行った後、急冷させるβ-焼入段階(段階3);600〜640°Cの温度で押出しする熱間加工(hot-working)段階(段階 4);570〜610°Cの温度範囲で最初熱処理(initial annealing)を行う段階(段階 5);3〜4回にわたる冷間加工と冷間加工の間に570〜610°Cの温度範囲で中間熱処理(intermediate vacuum annealing)を繰返し実施する段階(段階 6);470〜580°Cの温度範囲で最終熱処理(final annealing)を行う段階(段階 7)で成り立つことによって、α-ジルコニウムベースメタル内のニオブが過飽和状態で存在する事を減らし平衡濃度で維持するように調節して、耐蝕性を向上させることを特徴とするジルコニウム合金核燃料被覆管の製造方法。
IPC (18件):
G21C 3/06
, C22C 16/00
, C22F 1/18
, G21C 3/07
, B21J 5/00
, C22F 1/00
, C22F 1/00 602
, C22F 1/00 604
, C22F 1/00 612
, C22F 1/00 626
, C22F 1/00 640
, C22F 1/00 641
, C22F 1/00 683
, C22F 1/00 684
, C22F 1/00 685
, C22F 1/00 686
, C22F 1/00 691
, C22F 1/00 694
FI (20件):
C22C 16/00
, C22F 1/18 E
, B21J 5/00 D
, C22F 1/00 A
, C22F 1/00 602
, C22F 1/00 604
, C22F 1/00 612
, C22F 1/00 626
, C22F 1/00 640 A
, C22F 1/00 641 C
, C22F 1/00 683
, C22F 1/00 684 B
, C22F 1/00 685 Z
, C22F 1/00 686 B
, C22F 1/00 691 B
, C22F 1/00 691 C
, C22F 1/00 694 B
, C22F 1/00 694 Z
, G21C 3/06 K
, G21C 3/06 N
Fターム (7件):
4E087AA01
, 4E087BA03
, 4E087CA01
, 4E087CB01
, 4E087CB04
, 4E087DA03
, 4E087HA00
引用特許:
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