特許
J-GLOBAL ID:200903011162801314

アクティブマトリクス方式液晶パネルの駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 利和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-311448
公開番号(公開出願番号):特開平11-133930
出願日: 1997年10月27日
公開日(公表日): 1999年05月21日
要約:
【要約】【課題】 アクティブマトリクス方式液晶パネルの駆動装置において、双方向走査方式の水平駆動回路を用いた場合に、ゲート線の抵抗と浮遊容量で構成されるCR回路によって画素信号の書込みにラインずれが発生することを防止する。【解決手段】 液晶パネル31の左右両側部にそれぞれゲートスイッチ列回路42,43と垂直駆動回路32,41を配設し、走査方向が設定された水平駆動回路33で最先に画素信号(SIG)が書込まれる画素(例えばPXni)側に配置されたゲートスイッチ列回路43のみをオン状態にして、同回路43と接続された垂直駆動回路41からゲート線34にゲートパルスを印加して垂直走査を実行する。その場合、画素PX1i側の書込みは遅れるため、ゲートパルスの立ち下がりが前記CR回路で緩慢になっても対応した画素信号が画素PX1iに書込まれる。
請求項(抜粋):
スイッチング素子とそのスイッチング素子の出力端子に接続させた画素電極及び補助容量とからなる一画素分の能動素子回路をマトリクス状に配設し、前記の各スイッチング素子の制御端子と入力端子にそれぞれ接続されるゲート線と画素信号線をそれぞれ水平方向と垂直方向に配線した第1基板と、透明基板の表面に透明な共通電極膜を施した第2基板と、前記の第1基板と第2基板の間に封止した液晶層とで構成されたアクティブマトリクス方式液晶パネル、前記液晶パネルの各ゲート線に対してゲートパルスを順次印加させて垂直走査を行なう垂直駆動回路、及び、前記ゲートパルスが印加されたゲート線に接続されている水平方向の各スイッチング素子の入力端子に対して各画素信号線を通じて画素信号を順次印加して水平走査を行い、且つその水平走査方向を左右双方向に選択設定することが可能な水平駆動回路からなるアクティブマトリクス方式液晶パネルの駆動装置において、前記液晶パネルの左右両側部にそれぞれ各スイッチ回路が一括してオン/オフ制御されるゲートスイッチ列回路と垂直駆動回路を配設し、前記液晶パネルにおける各ゲート線の両端部の端子をそれぞれの端子群側に配設されている前記ゲートスイッチ列回路の各スイッチ回路を介して前記垂直駆動回路の各ゲートパルス出力端子に接続した回路構成を有しており、前記の各ゲートスイッチ列回路の内の前記水平駆動回路で選択設定された水平走査方向に基づいて最先に画素信号が印加される画素側に配設されているゲートスイッチ列回路をオン設定すると共に、他方のゲートスイッチ列回路をオフ設定することを特徴としたアクティブマトリクス方式液晶パネルの駆動装置。
IPC (2件):
G09G 3/36 ,  G02F 1/133 550
FI (2件):
G09G 3/36 ,  G02F 1/133 550

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