特許
J-GLOBAL ID:200903011166857640

自動車用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-296698
公開番号(公開出願番号):特開平6-143972
出願日: 1992年11月06日
公開日(公表日): 1994年05月24日
要約:
【要約】【目的】 乗員による手動操作を学習して制御特性を補正する自動車用空調制御装置において、車室内の乗員個々の温冷感覚特性や操作特性を反映させる。【構成】 乗員がブロアファンスイッチや室温設定器などの手動設定手段dを操作して空調状態を変更する。このとき、重み補正手段hが乗員着座検出手段gからの着座パターンに応じて設定情報記憶手段eに記憶されている補正重みを補正する。そして、設定情報記憶手段eは目標空調条件演算に対する補正量を、その時の空調状態から演算して記憶する。これにより、制御特性補正手段fが予め設定された制御特性を補正重みで書き替えられた操作情報に応じて補正する。これにより、次回での自動制御時には、空調自動制御手段cが、補正された制御特性に基づいて空調装置本体bの送風手段または熱交換手段が自動制御で駆動する。
請求項(抜粋):
検出室温,外気温,日射量,設定室温などの車室内外の熱環境情報により、目標空調条件を演算し、車室内の空調状態が前記目標空調条件となるように、空調装置本体の送風手段または熱交換手段を駆動して車室内を自動的に空調する空調自動制御手段を備えた自動車用空調装置において、乗員の操作により、前記車室内の空調状態を設定変更可能な手動設定手段と、この手動設定手段により、車室内の空調状態に変更があった場合に、車室内の熱負荷に応じて、前記熱環境情報のいずれかを、車室内の空調状態設定変更の操作情報として記憶する設定情報記憶手段と、この設定情報記憶手段に記憶された操作情報から、前記空調自動制御手段の制御特性を補正する制御特性補正手段と、車室内の座席に着座している乗員の着座パターンを検出する乗員着座検出手段と、この乗員着座検出手段からの着座パターンにより、前記設定情報記憶手段に記憶した操作情報に対する重みを補正する重み補正手段と、を備えたことを特徴とする自動車用空調装置。

前のページに戻る