特許
J-GLOBAL ID:200903011175754480

オキシメチレンコポリマの製造法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-235196
公開番号(公開出願番号):特開平5-070537
出願日: 1991年09月13日
公開日(公表日): 1993年03月23日
要約:
【要約】【構成】トリオキサンと環状エーテルとを触媒の存在下で重合させてオキシメチレンコポリマを製造するに際して、重合終了後にヒンダードアミン化合物を添加して触媒を失活した後、安定剤と共に水および水溶性アルコールを添加し、さらにアルカリ金属塩類またはアルカリ土類金属塩類の少なくとも一種を添加し、100°C〜260°Cで加熱することを特徴とするオキシメチレンコポリマの製造法。【効果】本発明により製造されるオキシメチレンコポリマは熱安定性および機械物性に優れ、また成形品の表面外観に優れている。
請求項(抜粋):
トリオキサンと環状エーテルとの混合物を三フッ化ホウ素、三フッ化ホウ素水和物および三フッ化ホウ素と酸素原子またはイオウ原子を含む有機化合物との配位化合物から成る群から選ばれる少なくとも一種の重合触媒の存在下で重合させてオキシメチレン単位と他のオキシアルキレン単位を含むオキシメチレンコポリマを製造するに際して、重合終了後に下記一般式【化1】(ただし、式中R1 は水素原子または炭素数1〜30の一価の有機残基を示し、又R2 〜R5 は炭素数1〜5のアルキル基を示し、それぞれ同一であっても互いに異なっていても良い。nは1以上の整数を示し、R6 はn価の有機残基を示す)で表わされるヒンダードアミン化合物を添加して重合触媒を失活させた後、安定剤と共に水、水溶性アルコール、および、アルカリ金属塩類またはアルカリ土類金属塩類の少なくとも一種を添加し、100°C〜260°Cの温度範囲で加熱することを特徴とするオキシメチレンコポリマの製造法。
IPC (3件):
C08G 2/18 NAB ,  C08G 65/10 NQD ,  C08G 65/30 NQG

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