特許
J-GLOBAL ID:200903011182584000

エンジンの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 進藤 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-205217
公開番号(公開出願番号):特開平10-030480
出願日: 1996年07月15日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 始動時エア増量制御弁の個体差によりエア量が過剰となって始動性の悪化を来したり、逆にエア量が不足して回転落ちが発生するのを防止して、冷間始動時の触媒活性化促進のためのエア増量を適確に行えるようにする。【解決手段】 スロットル弁12をバイパスするISCバイパスエア通路13を設け、その通路途中にデューティ制御式のISCバルブ14が配設する。また、それとは別にスロットル弁をバイパスする始動時エア増量用のバイパスエア通路15を設けられ、その通路途中にオン・オフ制御式の始動時エア増量制御弁16を配設する。そして、エンジンが完爆し回転数NeがN1まで上昇した時に始動時エア増量制御弁16を開成させてエア増量を行い、その始動時エア増量制御弁16の開成作動に略同期してISCのフィードバック制御を開始する。その際、ISCの目標回転数N0を触媒の活性促進に十分なレベルまで高くし、また、マイナス側のフィードバック補正を禁止する。
請求項(抜粋):
排気系に排気浄化用の触媒を備えるとともに、吸気系にアクセル操作に応じて吸気通路を開閉しエンジンの吸入空気量を調整するスロットル弁を備え、該スロットル弁をバイパスするアイドル回転制御用のバイパスエア通路と、該バイパスエア通路を流れるエア量を調整してアイドル時のエンジン回転数を制御するアイドル回転制御弁を備え、かつ、前記アイドル回転制御用のバイパスエア通路とは別に、前記スロットル弁をバイパスする始動時エア増量用のバイパスエア通路を備え、該始動時エア増量用のバイパスエア通路を開閉する始動時エア増量制御弁を備えたエンジンの制御装置であって、前記アイドル回転制御弁の制御によりアイドル時のエンジン回転数を目標回転数に一致させるよう基本制御量に補正量を加えてフィードバック制御するアイドル回転制御手段と、始動操作後エンジン回転数が所定回転数まで上昇した時に前記始動時エア増量制御弁を開成させる始動時エア増量制御手段と、前記始動時エア増量制御弁の開成作動に略同期して前記アイドル回転制御手段によるフィードバック制御を開始させるとともに該フィードバック制御の制御量をエンジン回転数を上昇させる方向に大きくした設定とするフィードバック開始条件設定手段を備えることを特徴とするエンジンの制御装置。
IPC (5件):
F02D 41/16 ,  F02D 9/02 305 ,  F02D 9/02 361 ,  F02D 41/06 315 ,  F02D 41/08 315
FI (6件):
F02D 41/16 D ,  F02D 41/16 G ,  F02D 9/02 305 B ,  F02D 9/02 361 C ,  F02D 41/06 315 ,  F02D 41/08 315

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