特許
J-GLOBAL ID:200903011185483492

アンチスキツド制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-253495
公開番号(公開出願番号):特開平5-085337
出願日: 1991年10月01日
公開日(公表日): 1993年04月06日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 アンチスキッド制御を的確に行える。【構成】 制動圧調整手段2に加える制動圧の減圧を開始した時点の制動圧を制動圧記憶手段9に記憶し、制動圧検出手段2で制動圧を検出し、その検出された制動圧が制動圧記憶手段9で記憶された制動圧近傍になると、制動圧補正手段11aにより、制動圧保持判定手段6で判定された保持圧力と、制動圧増圧判定手段7で判定された増圧とを補正して、制動圧の増圧速度をゆるめるようにしたものである。【効果】 最適制動圧付近に長く制動圧をとどめることができ、乗心地を向上できる。
請求項(抜粋):
少なくとも一つの車輪の車輪速を検出する車輪速検出手段と、上記車輪の制動圧を減圧,増圧,保持する制動圧調整手段と、上記車輪の加・減速度を演算する車輪加・減速度演算手段と、上記車輪速から車体速を推定し、車輪速と車体速によりスリップ率を演算するスリップ率演算手段と、上記車輪加減速度および上記スリップ率の各情報により車輪のロック傾向を検知すると制動圧を減圧する信号を上記制動圧調整手段に出力する制動圧減圧判定手段と、車輪が回復すると逆に制動圧を増圧する信号を上記制動圧調整手段に出力する制動圧増圧判定手段と、上記車輪加減速度および上記スリップ率の各情報により制動圧を保持する信号を上記制動圧調整手段に出力する制動圧保持判定手段と、上記制動圧調整手段が実際に作用している制動導管に配設され制動圧を検出する制動圧検出手段と、上記制動圧の減圧を開始した時点の制動圧を記憶する制動圧記憶手段と、上記制動圧が増圧されて行く過程において上記制動圧記憶手段に記憶した制動圧近傍に至ると制動圧の増圧速度を漸減するように上記制動圧保持判定手段および上記制動圧増圧判定手段に補正を加える制動圧補正手段とを備えたアンチスキッド制御装置。

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