特許
J-GLOBAL ID:200903011191103650

通信制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 正剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-200079
公開番号(公開出願番号):特開平9-050408
出願日: 1995年08月04日
公開日(公表日): 1997年02月18日
要約:
【要約】【課題】 障害発生を契機に実行される初期化の際に、少ないメモリ領域を用いて障害解析上有用なトレースデータの待避を図る通信制御装置を提供する。【解決手段】 メモリ12に、データ処理装置2からの初期化要求によっては初期化されない保護領域と、イベント単位に蓄積されるトレースデータの最後尾のアドレスポインタを格納するポインタ領域と、トレースデータのうち保護すべきデータ(保護データ)のサイズを設定するサイズ領域を形成しておく。共通制御部11は、データ処理装置2からの初期化要求を受信したときに、メモリ12からトレースデータの最後尾データのアドレスポインタと上記サイズ領域に設定されたデータサイズとから保護データの先頭アドレスを決定し、この決定した先頭アドレスを起点とするトレースデータを保護領域に複写する(待避させる)。
請求項(抜粋):
データ処理装置と通信回線との間に設けられ、前記通信回線の接続又は切断や前記通信回線の接続時に行なわれるデータ伝送の際に所定の通信処理を実行する手段と、実行した前記通信処理の内容を表すトレースデータを蓄積するトレース領域を有するメモリと、前記データ処理装置からの初期化要求の受信を契機に前記メモリの初期化を実行する初期化手段とを有する通信制御装置において、前記メモリに、ポインタ領域、サイズ領域、及び前記初期化手段によっては初期化されない保護領域を設け、さらに、前記トレースデータのうち保護すべきデータ(以下、保護データ)のサイズを前記サイズ領域に設定する第1の手段と、前記トレース領域に蓄積された最後尾データのアドレスポインタを前記ポインタ領域に更新自在に格納する第2の手段と、前記初期化要求の受信後、初期化実行前に、前記ポインタ領域に格納された最後尾データのアドレスポインタと前記サイズ領域に設定されたデータサイズとから前記保護データの先頭アドレスを決定するする第3の手段と、前記決定した先頭アドレスを起点とする前記トレース領域内のトレースデータを前記保護領域に複写する第4の手段と、を備えて成ることを特徴とする通信制御装置。
IPC (3件):
G06F 13/00 301 ,  G06F 13/00 353 ,  G06F 11/34
FI (3件):
G06F 13/00 301 R ,  G06F 13/00 353 T ,  G06F 11/34 C

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