特許
J-GLOBAL ID:200903011192747900

映像信号符号化方法、映像信号符号化装置及び記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田辺 恵基
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-330441
公開番号(公開出願番号):特開平10-164588
出願日: 1996年11月26日
公開日(公表日): 1998年06月19日
要約:
【要約】【課題】従来、一般に使用されていたテストモデルと呼ばれる量子化制御法では、可変レート符号化方式に対応することができなかつた。【解決手段】第1又は第2の映像単位毎の割当て符号量に基づいて、第1の映像単位における第2の映像単位当たりの平均符号化データ速度(curr_br)を算出し、単位時間当たりに伝送されてくる第2の映像単位に応じた画像のデータ量に対する平均符号化データ速度(curr_br)の割合いで表される第1のパラメータ(r)を第1の映像単位毎に算出する。これにより、第1のパラメータ(r)を各第1の映像単位における平均符号化データ速度に応じて変化させることができる。かくして可変レート符号化方式に対応し得る量子化制御を行うことのできる映像信号符号化方法、映像信号符号化装置及び記録媒体を実現することができる。
請求項(抜粋):
デイジタル映像信号を固定の量子化ステツプに基づいて符号化することにより発生した発生符号量に基づいて第1の映像単位又は第2の映像単位毎の割当て符号量を算出し、当該割当て符号量に応じて上記デイジタル映像信号を符号化する映像信号符号化方法において、上記第1の映像単位又は上記第2の映像単位毎の割当て符号量に基づいて、上記第1の映像単位における上記第2の映像単位当たりの平均符号化データ速度を算出する平均符号化データ速度算出ステツプと、単位時間当たりに伝送されてくる上記第2の映像単位に応じた画像のデータ量に対する上記平均符号化データ速度の割合いで表される第1のパラメータを上記第1の映像単位毎に算出する第1のパラメータ算出ステツプと、符号化対象としている第2の映像単位に対する割当て符号量と、当該第2の映像単位において現在までに符号化して実際に発生した発生符号量との差分を第3の映像単位毎に算出し、当該第3の映像単位毎の差分を、符号化対象としている第3の映像単位についての第1の量子化ステツプを算出する際に反映させるための第2のパラメータを算出する第2のパラメータ算出ステツプと、上記第1のパラメータ及び上記第2のパラメータに基づいて上記符号化対象としている第3の映像単位についての上記第1の量子化ステツプを算出する第1の量子化ステツプ算出ステツプとを具えることを特徴とする映像信号符号化方法。

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