特許
J-GLOBAL ID:200903011196432024

インクジェット記録方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-224481
公開番号(公開出願番号):特開平11-129460
出願日: 1998年08月07日
公開日(公表日): 1999年05月18日
要約:
【要約】【課題】 インク滴間のブリードを防ぎ、かつ記録の鮮明さを保つ。【解決手段】 普通紙(記録媒体)1に対する浸透性を持つインクを吐出して第1のインク滴2を形成し、ヒータ3により加熱してインクの浸透を制御する。加熱により、本来の浸透性による浸透深さd0に到達する前に、深さd1の時点で浸透が停止する。普通紙1表面上にインクは凸状に残留しない。他色の浸透性を持つ第2のインク滴4を隣接して形成しても、普通紙1表面上にはインクが凸状に残留せずインク滴間の高低差がないので、インク滴間の流れ込みによる境界にじみや白もやなどのブリードは生じない。加熱により第1のインク滴2の浸透深さをd1に抑制したので、光が表面から浅い位置で反射されて鮮明に見え、また色素成分があまり分散せず鮮明であり、ヒゲ状のにじみ(フェザリング)の発生も防止できる。
請求項(抜粋):
インクを吐出する吐出口を備えた記録ヘッドと、記録媒体の少なくとも一部を加熱する加熱手段とを有する記録装置におけるインクジェット記録方法であって、前記記録ヘッドにより、記録媒体上の所定の領域に対して、ブリストウ法で求められる普通紙に対するインク吸収係数Ka(ml・m<SP>-2</SP>・msec<SP>-1/2</SP>)が1.0〜5.0の特性を有し、かつ0<ts≦200msec(ts:急速膨潤開始点)の特性を有するインクを吐出して記録を行う記録工程と、前記記録工程において記録が行われた記録媒体上の領域に対して前記加熱手段により加熱を行う加熱工程を有することを特徴とするインクジェット記録方法。
IPC (4件):
B41J 2/01 ,  B41J 2/05 ,  B41M 5/00 ,  C09D 11/00
FI (5件):
B41J 3/04 101 Y ,  B41M 5/00 E ,  C09D 11/00 ,  B41J 3/04 101 Z ,  B41J 3/04 103 B
引用特許:
審査官引用 (4件)
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