特許
J-GLOBAL ID:200903011205233129

転がり軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 欽造 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-170968
公開番号(公開出願番号):特開平7-004429
出願日: 1993年06月18日
公開日(公表日): 1995年01月10日
要約:
【要約】【目的】案内面8a、8a及び被案内面7a、7aの摩耗防止を図る。【構成】案内面8a、8aに凹溝9、9を形成し、保持器6内で発生した摩耗粉を、この凹溝9、9を通じて排出する。摩耗粉を排出する事で、摩耗粉による新たな摩耗の発生を防止する。又、凹溝9、9を通じて上記両面8a、7a同士の間に強固な油膜を形成し、油膜切れによる摩耗を防止する。
請求項(抜粋):
外周面に内輪軌道を有する内輪と、内周面に外輪軌道を有する外輪と、上記内輪軌道と外輪軌道との間に転動自在に設けられた複数個の転動体と、この複数個の転動体を保持した状態で、上記内輪軌道と外輪軌道との間に回転自在に設けられた保持器とを備え、この保持器の何れかの周面である被案内面を、上記内輪の外周面と上記外輪の内周面との何れかの周面の一部で当該周面に形成した軌道から外れた部分である案内面に近接させる事により、上記保持器の案内を図った転がり軸受に於いて、上記案内面に円周方向に亙って多数の凹溝を有し、各凹溝は上記内輪及び外輪の軸方向に対し傾斜しており、各凹溝の傾斜方向は、上記案内面と被案内面との相対回転に基づき、上記複数の転動体設置部分に存在する流体を上記各凹溝内に取りこむ方向である事を特徴とする転がり軸受。

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