特許
J-GLOBAL ID:200903011207765152

遅れ破壊特性の優れた高張力鋼材及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-350664
公開番号(公開出願番号):特開2001-164337
出願日: 1999年12月09日
公開日(公表日): 2001年06月19日
要約:
【要約】【課題】 本発明は耐遅れ破壊特性の優れたPC鋼材とその製造方法を提供する。【解決手段】 質量%で、C:0.1〜0.40%、Si:0.10〜0.50%、Mn:0.3〜1.0%、P:0.03%以下、S:0.02%以下、Al:0.005%以下を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなるビレット連続鋳造法によって鋳造した鋳片を、熱間圧延後冷間引き抜き加工した線径9mm以上の線材を850〜1050°Cの温度範囲で焼入れし、次いで350〜550°Cの温度領域に加熱した状態で焼戻すことを特徴とする鋼中心部の粒界フェライトまたはパーライトの分率が5%以下の焼戻しマルテンサイトを有し、表層の硬さと中心部の硬さの差が100Hv以下かつ表層の最高硬さが断面硬さの平均値に50Hvを加算した値より低い遅れ破壊特性の優れた高張力鋼棒または鋼線およびその製造方法。
請求項(抜粋):
質量%で、C:0.1〜0.4%、Si:0.1〜0.5%、Mn:0.3〜1.0%、P:0.03%以下、S:0.02%以下、Al:0.005%以下、を含有し、残部が鉄及び不可避不純物からなり、線径が9mm以上で、鋼中心部の粒界フェライトまたはパーライトの分率が5%以下の焼き戻しマルテンサイト組織を有し、表層の硬さと中心部の硬さとの差が100Hv以下、かつ、表層の最高硬さが断面硬さの平均値に50Hvを加算した値より低い硬度を有することを特徴とする遅れ破壊特性の優れた高張力鋼材。
IPC (5件):
C22C 38/00 301 ,  C21D 9/52 103 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/54
FI (5件):
C22C 38/00 301 Y ,  C21D 9/52 103 B ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/54
Fターム (28件):
4K043AA02 ,  4K043AB00 ,  4K043AB01 ,  4K043AB02 ,  4K043AB04 ,  4K043AB07 ,  4K043AB10 ,  4K043AB13 ,  4K043AB15 ,  4K043AB18 ,  4K043AB21 ,  4K043AB22 ,  4K043AB25 ,  4K043AB26 ,  4K043AB27 ,  4K043AB29 ,  4K043AB30 ,  4K043AB33 ,  4K043BB01 ,  4K043BB02 ,  4K043BB06 ,  4K043BB08 ,  4K043DA01 ,  4K043DA04 ,  4K043EA04 ,  4K043FA03 ,  4K043FA12 ,  4K043FA13

前のページに戻る