特許
J-GLOBAL ID:200903011209490150
制振ブレース構造
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
田中 貞夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-280792
公開番号(公開出願番号):特開平8-135251
出願日: 1994年11月15日
公開日(公表日): 1996年05月28日
要約:
【要約】【目的】 履歴エネルギ吸収率を向上し制振効果を生じしめて鉄骨構造骨組等の建物の制振を行うと共に、これ等の強度を保持し、安全性,信頼性の向上を図る制振ブレース構造を提供する。【構成】 ブレース材1は鉄骨構造骨組等の梁7および柱8間の空間11内においてガゼットプレート9およびガゼットプレート10内に架設される。両端側にこれ等を連結する端部鋼管4,4を有し、中央部に極低降伏点鋼管2を介在させ、外部を鞘管3で被包する二重構造管からなる。鞘管3と端部鋼管4は一般鋼で形成され、極低降伏点鋼管2はこれ等より強度が低く、伸び能力の高い材料からなる。極低降伏点鋼管2により早期に塑性変形を生じせしめ鉄骨構造骨組に負荷される外力を低減しその損傷,振動減衰を行うと共に、鞘管により極低降伏点鋼管の全体および局部座屈を防止し、強度保持を図る。
請求項(抜粋):
梁と柱を組み合わせてなる鉄骨構造骨組の空間内に架設され制振機能を有する管体状のブレースであって、その両端側に配置される端部鋼管と、その間に介在する中間部鋼管と、前記端部鋼管と中間部鋼管を囲む鞘管とから構成され、前記端部鋼管と鞘管は一般鋼からなり、前記中間部鋼管は一般鋼より強度が低く変形能力が高い極低降伏点鋼であることを特徴とする制振ブレース構造。
IPC (3件):
E04H 9/02 311
, E04B 1/24
, F16F 15/02
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