特許
J-GLOBAL ID:200903011210969834

高可用性計算機システム及び同システムにおけるデータバックアップ方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-217147
公開番号(公開出願番号):特開2001-043105
出願日: 1999年07月30日
公開日(公表日): 2001年02月16日
要約:
【要約】【課題】バックアップサーバを複数確保し、その複数のサーバに対する効果的なデータコピーを行うことで、より障害に強いシステムを実現する。【解決手段】ネットワーク接続される3台以上のサーバ、例えばサーバS1〜S4を用意し、そのうち優先順位に従ってマスタとなったサーバS1は、スレーブサーバS2〜S4との通信により障害のあるサーバと障害のないサーバを探索する動作を定期的に行う。もし、クライアントによりマスタサーバS1の持つファイルのデータが変更された場合、サーバS1は探索動作で見つけた障害のないサーバS3,S4に対し変更されたデータのコピー81,82を行う。サーバS3,S4は、その時点で優先順位の最も高いサーバS1から順位が低くなる方向にマスタを探索する動作を定期的に行い、マスタが見つけられなかった場合、障害のないサーバの中で自身の優先順位が最も高いならば新たにマスタとなる。
請求項(抜粋):
ネットワークを介して接続される少なくとも3台のサーバ計算機を備え、そのうちの1台がマスタサーバ計算機となってクライアント計算機に対してサービスを提供し、当該マスタサーバ計算機に障害が発生した場合には、システム内の全計算機についてマスタとなる優先順位を示すと共にマスタが切り替わる毎に優先順位が循環使用される優先順位情報に従って、残りの複数のサーバ計算機のいずれかが新たにマスタサーバ計算機となって処理を引き継ぐ高可用性計算機システムであって、前記各サーバ計算機は、自計算機がマスタサーバ計算機でない場合に、マスタサーバ計算機を探すマスタ探索動作を定期的に実行するマスタ探索手段と、前記マスタ探索手段によりマスタサーバ計算機が見つけられず、且つ障害が発生していないサーバ計算機の中で自計算機の優先順位が最も高い場合に、自計算機を新たにマスタサーバ計算機として設定するマスタ設定手段と、自計算機がマスタサーバ計算機の場合に、障害のあるサーバ計算機と障害のないサーバ計算機とを探索するサーバ計算機探索動作を定期的に実行するサーバ計算機探索手段と、自計算機がマスタサーバ計算機で、且つクライアント計算機から自計算機の保持するファイルのデータが変更された場合に、その変更されたデータを前記サーバ計算機探索手段により見つけられた障害のない全てのサーバ計算機に個々にコピーするコピー手段とを具備することを特徴とする高可用性計算機システム。
IPC (5件):
G06F 11/20 310 ,  G06F 11/20 ,  G06F 15/16 620 ,  G06F 15/177 670 ,  G06F 15/177 678
FI (5件):
G06F 11/20 310 F ,  G06F 11/20 310 C ,  G06F 15/16 620 C ,  G06F 15/177 670 F ,  G06F 15/177 678 B
Fターム (12件):
5B034BB11 ,  5B034BB17 ,  5B034CC01 ,  5B034DD07 ,  5B045BB04 ,  5B045DD17 ,  5B045GG01 ,  5B045JJ22 ,  5B045JJ25 ,  5B045JJ43 ,  5B045JJ44 ,  5B045JJ46
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • クラスタシステム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-350391   出願人:三菱電機株式会社
  • 冗長化起動方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-244631   出願人:日本電気株式会社
審査官引用 (2件)
  • クラスタシステム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-350391   出願人:三菱電機株式会社
  • 冗長化起動方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-244631   出願人:日本電気株式会社

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