特許
J-GLOBAL ID:200903011211719220

無線送信信号レベル設定方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-302435
公開番号(公開出願番号):特開平7-162353
出願日: 1993年12月02日
公開日(公表日): 1995年06月23日
要約:
【要約】【目的】 無線通信において、適切なS/N比を求めることにより、通信エラーが少なく信頼性の高い無線通信を可能にすると共に、受信信号レベルの誤認による送信信号レベルの誤設定を回避する。【構成】 受信したFSK信号を基に、各発振周波数についてのパワースペクトルを算出するパワースペクトル演算手段32と、各々算出したパワースペクトルから発振周波数を検出する発振周波数検出手段33と、検出された発振周波数を基に受信信号データから原信号を関数として推定する原信号推定手段34と、受信信号データと前記原信号推定手段によって推定した原信号との差をとることにより受信信号データの雑音成分を解析する有信号時雑音成分解析手段35と、原信号レベルと有信号時雑音成分のレベルとのS/N比を求める真S/N比演算手段36と、前記真S/N比演算手段の結果より送信信号のレベルを設定する送信信号レベル設定手段37を設けた。
請求項(抜粋):
親機と子機で一対に構成され、親機子機間においてFSK方式で無線通信を行う無線電話装置の無線送信信号レベル設定方式であって、前記子機または親機において、受信したFSK信号を一定時間でサンプリングし量子化する離散化手段と、FSK信号の1シンボル長で1サンプリングタイム毎にタイムシフトするデータウィンドウ内における受信したFSK信号を基にそのデータウィンドウにおける受信信号のパワースペクトルを2つの発振周波数についてのみ算出するパワースペクトル演算手段と、前記パワースペクトル演算手段において算出したパワースペクトルから発振周波数を検出する発振周波数検出手段と、前記発振周波数検出手段から検出された発振周波数を基に受信信号データから原信号を関数として推定する原信号推定手段と、受信信号データと前記原信号推定手段によって推定した原信号との差をとることにより受信信号データの雑音成分を解析する有信号時雑音成分解析手段と、原信号レベルと有信号時の雑音成分のレベルとのS/N比を求める真S/N比演算手段と、前記真S/N比演算手段の結果より送信信号のレベルを設定する送信信号レベル設定手段を具備し、前記真S/N比演算手段で求めるS/N比が一定となるように親機または子機の送信信号レベルを逐次制御することを特徴とする無線送信信号レベル設定方式。
IPC (2件):
H04B 7/26 ,  H04B 7/26 102
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平4-015575
  • 特公平1-034351

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