特許
J-GLOBAL ID:200903011215193567

文字の大分類認識方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 誠 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-232362
公開番号(公開出願番号):特開平5-046812
出願日: 1991年08月20日
公開日(公表日): 1993年02月26日
要約:
【要約】【目的】 詳細認識処理の前処理として、認識対象の文字画像を大分類にグループ分けする際、大分類グループの境界をぼかすことで、辞書サイズを大きくすることなしに、文字画像にのった歪みや雑音によるグループの誤認識を解消する。【構成】 処理装置12は、文字画像データファイル14のサンプル文字画像データ群について多次元の特徴量を抽出し、各次元の特徴量に対して閾値を設定して各文字種をグループ分けし、各グループのグループ内要素文字の各次元の特徴量の分布を求めて大分類辞書とし、辞書メモリ17に登録する。イメージスキャナ11から読み込んだ文字画像は、入力画像用メモリ15を介して作業用メモリ16に設定する。処理装置12は該文字画像の特徴量を抽出し、辞書メモリ17の分布データを用いて大分類候補を決定する。
請求項(抜粋):
詳細認識処理の前処理として、認識対象の入力文字画像データを大分類にグループ分けする方法において、サンプル文字画像データ群について多次元の特徴量を抽出すると共に、各文字種の各次元の平均特徴量を抽出して、各次元の特徴量に対する閾値を決定し、該決定した閾値を基準に各文字種をグループ分けし、各グループの要素文字種より各グループの各次元毎の特徴量の分布データを求めて大分類辞書とし、認識対象の入力文字画像データについて多次元の特徴量を抽出し、該抽出した各次元の特徴量を前記大分類辞書の分布データと比較して詳細認識対象グループを選択することを特徴とする文字の大分類認識方法。

前のページに戻る