特許
J-GLOBAL ID:200903011217343434

オイルフェンスの展張方法、オイルフェンスの展張方法の決定を支援する情報処理装置及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-014797
公開番号(公開出願番号):特開2006-200269
出願日: 2005年01月21日
公開日(公表日): 2006年08月03日
要約:
【課題】 河川、貯水池などの所定の領域に流入する油の拡散防止作業の際に、現場にて担当者が短時間で最も効果的なオイルフェンスの設置位置及び設置台数を算出する方法を提供する。【解決手段】 河川への油の流入量Q0を検知する工程と、オイルフェンスの展張位置を仮決めする工程と、仮決めした位置の平均水深h、流量Q、河川幅Bを推定する工程と、単位幅流量qを算出する工程と、平均流速vを算出し、平均流量vが所定値以下であることを確認する工程と、平均流量vが所定値以下の場合に、仮決めした位置の単位幅あたりの油層長Lを算出する工程と、オイルフェンスにてせき止め可能な油量Qopを算出する工程と、せき止め可能な油量Qopが流入量Q0よりも小さいことを確認する工程と、確認においてせき止め可能な油量Qopが流入量Q0よりも小さい場合に、仮決めした位置をオイルフェンス設置位置に決定する工程とを備える。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
河川、貯水池などの所定の領域に流入する油の拡散を抑制するオイルフェンスの展張方法であって、 前記所定の領域への油の流入量を検知する工程と、 オイルフェンスの前記所定の領域における展張位置を仮決めする工程と、 前記仮決めした位置の平均水深、流量、水路幅を推定する工程と、 前記流量を前記水路幅で除して単位幅流量を算出する工程と、 前記単位幅流量を前記平均水深で除して平均流速を算出し、該平均流量が所定値以下であることを確認する工程と、 該確認において該平均流量が所定値以下の場合に、前記仮決めした位置の単位幅あたりの油層長を算出する工程と、 該単位幅あたりの油層長と所定の安全率を乗じたオイルフェンスの有効水深長と水路幅とからオイルフェンスにてせき止め可能な油量を算出する工程と、 前記せき止め可能な油量が前記流入量よりも小さいことを確認する工程と、 該確認において前記せき止め可能な油量が前記流入量よりも小さい場合に、前記仮決めした位置をオイルフェンス設置位置に決定する工程とを備えることを特徴とするオイルフェンスの展張方法。
IPC (1件):
E02B 15/06
FI (1件):
E02B15/06 F
Fターム (1件):
2D025BA09
引用特許:
出願人引用 (2件)

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