特許
J-GLOBAL ID:200903011220437288

準同期検波復調部

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-238740
公開番号(公開出願番号):特開平6-090265
出願日: 1992年09月08日
公開日(公表日): 1994年03月29日
要約:
【要約】【目的】 デイジタル無線装置に使用する準同期検波復調部に関し、直交度誤差を最小にして、回線品質の劣化の防止を図ることを目的とする。【構成】 直交検波部分1、位相回転部分3、トランスバーサル等化部分4、制御信号生成部分5とを有する準同期検波復調部において、制御信号生成部分からの制御信号を利用して、該トランスバーサル等化部分からのIch, Qchの誤差信号に対して所定の位相逆回転演算を施して、逆回転誤差信号を取り出す制御部分6と、nタップのトランスバーサルフイルタで構成され、第1,第2のA/D変換部分と位相回転部分との間に設けられているが、制御部分が送出した逆回転誤差信号と、位相回転部に入力するIch, Qchのデイジタル信号のうちの何れか一方のデイジタル信号とを用いて、復調側直交度誤差分が最小となる様にnタップのトランスバーサルフイルタの特性を制御する補正部分7とを付加するように構成する。
請求項(抜粋):
入力した直交変調波を2分岐して得たIch, Qchの変調波を、変調側キャリアと非同期の復調側キャリアを、90度ハイブリッドで分岐して得た、Ich 用, Qch 用キャリアを用いて検波し、Ich, Qchのベースバンド信号を取り出す直交検波部分(1) と、該Ich, Qchのベースバンド信号をIch, Qchのデイジタル信号に変換する第1,第2のアナログ/ デイジタル変換部分(2a, 2b)と、印加した制御信号を用いて、入力したIch, Qchのデイジタル信号に対して位相回転演算を行ってIch, Qchの復調データを取り出す位相回転部分(3) と、該位相回転部分の出力を等化して得たIch, Qchの等化データのうちの有効データおよび、極性ビットと誤差信号を送出するトランスバーサル等化部分(4) と、入力したIch の極性ビットとQch の誤差信号との排他的論理和、またはQch の極性ビットとIch の誤差信号の排他的論理和のうちの何れか一方の排他的論理和を累積加算して、該変調側キャリアと復調側キャリアの周波数差に対応する周波数を持ち、位相が相互に90度異なる該制御信号を生成する制御信号生成部分(5) とを有する準同期検波復調部において、該制御信号生成部分からの制御信号を利用して、該トランスバーサル等化部分からのIch, Qchの誤差信号に対して所定の位相逆回転演算を施して、逆回転誤差信号を取り出す制御部分(6) と、nタップ(n≧2で正の整数)のトランスバーサルフイルタで構成され、該第1,第2のアナログ/デイジタル変換部分と該位相回転部分との間に設けられているが、該制御部分が送出した逆回転誤差信号と、該位相回転部に入力するIch,Qchのデイジタル信号のうちの何れか一方のデイジタル信号とを用いて、復調側直交度誤差分が最小となる様に該nタップのトランスバーサルフイルタの特性を制御する補正部分(7) とを付加したことを特徴とする準同期検波復調部。
IPC (2件):
H04L 27/38 ,  H04J 11/00

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