特許
J-GLOBAL ID:200903011233656949

流体移送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-126188
公開番号(公開出願番号):特開2000-028062
出願日: 1999年05月06日
公開日(公表日): 2000年01月25日
要約:
【要約】【課題】 中央の供給管からなっているかあるいはこの供給管を含んでいる連結棒の締付け運動または弛め運動中に、中央の供給管内の容積の変化が避けられる、ロータリジョイントによって、固定された機械部品から回転する機械部品に流体を移送するための装置を提供する。【解決手段】 ロータリジョイント1の回転する移行面に、媒体移送管30が付設され、媒体移送管が半径方向の遊びをもって、回転する機械部品3の連結棒2と同軸に配置され、装置の使用中に発生する、一緒に回転する媒体移送管30と相対的な、回転する連結棒2の最大軸方向移動距離よりも長い距離だけ、媒体移送管が軸方向において連結棒2とオバーラップし、両管要素の半径方向外側の管要素、すなわち連結棒または管区間2,3がその壁に、ほぼ軸方向に延びる少なくとも1つの流体移送通路4を有する。
請求項(抜粋):
ロータリジョイント(1)によって、固定された機械部品(20)から回転する機械部品(3)に流体を移送するための装置であって、このロータリジョイントが平らな半径方向、円錐形または円筒形の移行面を選択的に備え、回転する機械部品と共に回転する、少なくとも一部が管状に形成された流体通過案内用連結棒(2)が回転する機械部品に設けられ、この連結棒がロータリジョイント(1)の範囲まで延び、連結棒がロータリジョイント(1)と相対的に軸方向に移動可能である、装置において、ロータリジョイント(1)の回転する移行面に、媒体移送管(30)が付設され、媒体移送管が半径方向の遊びをもって、回転する機械部品(3)の連結棒(2)と同軸に配置され、装置の使用中に発生する、一緒に回転する媒体移送管(30)と相対的な、回転する連結棒(2)の最大軸方向移動距離よりも長い距離だけ、媒体移送管が軸方向において連結棒(2)とオーバーラップし、両管要素の半径方向外側の管要素、すなわち連結棒または管区間(2,3)がその壁に、ほぼ軸方向に延びる少なくとも1つの流体移送通路(4)を有し、両管要素(2,3)の内側の管要素の、外側の管要素(3,2)内に達する端部(5)が閉鎖され、オーバーラップ範囲において2個のシール(6,7)が連結棒(2)と管区間(24a)の間に互いに軸方向に間隔をおいて設けられ、この間隔が同様に、上記の相対的な最大軸方向移動距離よりも大きく、シール(6,7)の間の範囲において、管区間(3)と連結棒(2)が穴(31,9)を1つずつ備え、この穴が、半径方向外側の管要素の軸方向通路(4)または内側の管要素の内室(10)から、この管要素(2,3)の間に半径方向の遊びによって形成された中間室(11)に流体を通過させ、この中間室から他の管要素(2,3)内に流体を通過させることを特徴とする装置。

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