特許
J-GLOBAL ID:200903011235143108
円筒形リチウム二次電池
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
猪股 祥晃
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-196296
公開番号(公開出願番号):特開平5-041248
出願日: 1991年08月06日
公開日(公表日): 1993年02月19日
要約:
【要約】【目的】本発明は、積層電極体の上下端部の端面において析出物などの異物が一方の電極側からセパレータを乗り越えて他方の電極側に達するのを簡単な構成で阻止して電池の内部短絡を効果的に防止したリチウム二次電池を提供することにある。【構成】本発明は、有機化合物の焼成体である炭素質物に担持されたリチウム又はリチウムを主体とするアルカリ金属からなる負極体と、セパレータと、リチウム含有複合酸化物を正極活物質とする正極体をこの順序で一体的に積層巻回して成る発電要素を備えた非水溶媒二次電池において、積層電極体の下端面には高分子絶縁層を形成し、またその上端面では外装缶と封口部でセパレータを加圧変形させる程度に肉厚化した隔離板を用いて封口・組立てているので、上下端面に露出している正・負極の端部が被覆され、これによりデンドライト状金属リチウムの発生や析出物などがセパレータを乗り越えて他方の電極に達することを防ぐことにより電池の内部短絡が防止される。
請求項(抜粋):
有機化合物の焼成体である炭素質物に担持されたリチウム又はリチウムを主体とするアルカリ金属からなる負極体と、セパレータと、リチウム含有複合酸化物を正極活物質とする正極体をこの順序で一体的に積層巻回して成る積層電極体を備えた円筒形リチウム二次電池において、前記積層電極体の下端面には高分子絶縁層を配置し、またその上端面には外装缶と封口部により前記積層電極体を密封するとき前記セパレータの上部のみを加圧変形させる程度に肉厚化した隔離板を配置して封口・組立てることを特徴とする円筒形リチウム二次電池。
引用特許:
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