特許
J-GLOBAL ID:200903011236195454

アクリル酸の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-048562
公開番号(公開出願番号):特開平9-241209
出願日: 1996年03月06日
公開日(公表日): 1997年09月16日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 アクロレインまたはその含有ガスを分子状酸素で気相酸化する際にホットスポット部の発生またはホットスポット部での蓄熱を抑制しアクリル酸を高収率で製造する方法を提供する。【解決手段】 一般式:MoaVbWcAdBeCfDgOh(AはSb又はSn、BはCu又はFe、CはMg、Ca、Sr、又はBaの、DはTi、Zr又はCe、a〜hは原子数を表し、a=12の時2≦b≦14、0≦c≦12、0≦d≦5、0<e≦6、0≦f≦3、0≦g≦10、hは各元素の酸化状態によって定まる数である)の複合酸化物であって相異なる体積の複数種の触媒を、各反応管内の触媒層を管軸方向に2層以上に分割した複数個の反応帯に、各反応帯内の触媒の体積が原料ガス入口側から出口側に向かって順次小さくなるよう充填する。
請求項(抜粋):
固定床多管型反応器を用いてアクロレインまたはアクロレイン含有ガスを分子状酸素ガスまたは分子状酸素含有ガスにより気相接触酸化してアクリル酸を製造する方法において、下記一般式:MoaVbWcAdBeCfDgOh(式中、Moはモリブデン、Vはバナジウム、Wはタングステン、Aはアンチモンおよびスズから選ばれた少なくとも一種の元素、Bは銅および鉄から選ばれた少なくとも一種の元素、Cはマグネシウム、カルシウム、ストロンチウムおよびバリウムから選ばれた少なくとも一種の元素、Dはチタン、ジルコニウムおよびセリウムから選ばれた少なくとも一種の元素、そしてOは酸素であり、a、b、c、d、e、f、gおよびhは、それぞれ、Mo、V、W、A、B、C、DおよびOの原子数を表し、a=12の時、2≦b≦14、0≦c≦12、0≦d≦5、0<e≦6、0≦f≦3、そして0≦g≦10であり、hは各々の元素の酸化状態によって定まる数値をとる。)で表される複合酸化物であって、相異なる体積を有する複数種の触媒を、各反応管内の触媒層を管軸方向に2層以上に分割して設けた複数個の反応帯に、各反応帯内の触媒の体積が原料ガス入口側から出口側に向かって順次小さくなるように、充填することを特徴とするアクリル酸の製造方法。(2) 一つの反応帯に充填された触媒の体積とそれに隣接する反応帯に充填された触媒の体積との比が1.2/1〜27/1の範囲にある請求項1記載のアクリル酸の製造方法
IPC (3件):
C07C 57/055 ,  B01J 23/88 ,  C07B 61/00 300
FI (3件):
C07C 57/055 A ,  B01J 23/88 Z ,  C07B 61/00 300
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 特開平3-218334
  • 特開昭60-149543
  • 特開昭52-085091
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