特許
J-GLOBAL ID:200903011236766532

周波数シンセサイザ装置とそれを用いた移動無線機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 役 昌明 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-115190
公開番号(公開出願番号):特開2001-298363
出願日: 2000年04月17日
公開日(公表日): 2001年10月26日
要約:
【要約】【課題】 周波数シンセサイザ装置の分周比制御回路のノイズによるC/Nの劣化を低減し、ロックアップタイムを短縮し、低消費電力化する。【解決手段】 位相比較器1と、ローパスフィルタ2と、電圧制御発振器3と、可変分周器4と、分周比制御回路5とからなる周波数シンセサイザ装置において、分周比制御回路5で、可変分周器4の分周比が時間的に変化し、かつその時間平均の値が小数点以下の値を含むように制御する。分周比制御回路5のアキュムレータ部81のクロックとして、可変分周器4の出力信号fdivと、遅延素子10を介した出力fdiv2との2つの異なる信号を用いる。分周比制御回路5の動作により発生する基板電位の変動量や電源電圧の変動量が少なくなり、周波数シンセサイザのC/N劣化を抑えることができる。
請求項(抜粋):
基準信号入力手段と位相比較器とローパスフィルタと電圧制御発振器と可変分周器とからなるPLL回路と分周比制御回路とを具備し、前記分周比制御回路は、前記可変分周器の分周比が時間的に変化しかつ前記分周比の時間平均値が小数点以下の値を含むように制御する回路であって、それぞれレジスタと加算器とで構成された複数のアキュムレータと、前記加算器から発生するキャリー信号を入力して2項係数を順次加算する小数部計算回路と、前記小数部計算回路の出力と整数部データを加算して前記可変分周器に前記分周比を設定する分周比加算器とを有し、前記分周比の時間平均値と基準信号周波数の積に等しい周波数の信号を発生する周波数シンセサイザ装置において、タイミングが異なる複数のクロックで前記分周比制御回路を動作させる手段を備えたことを特徴とする周波数シンセサイザ装置。
IPC (2件):
H03L 7/183 ,  H03L 7/197
FI (2件):
H03L 7/18 B ,  H03L 7/18 A
Fターム (7件):
5J106PP03 ,  5J106QQ06 ,  5J106QQ09 ,  5J106QQ12 ,  5J106RR10 ,  5J106RR18 ,  5J106SS05

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