特許
J-GLOBAL ID:200903011249293242

スロットタイミング検出方法および検出回路ならびに移動局ならびに移動通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-063099
公開番号(公開出願番号):特開平11-261446
出願日: 1998年03月13日
公開日(公表日): 1999年09月24日
要約:
【要約】【課題】 スロット平均計算処理において必要となる記憶容量を削減するとともに処理時間を短くする。【解決手段】 上位N値検出部12は、電力計算部11により得られた電力値のデータのうち上位N個のデータのみを残し、N番目のデータはその回におけるしきい値とする。ベース値計算部13はしきい値を累積することによりベース値とする。平均値計算部7は、M個のデータのみを記憶部1に記憶させ、入力されたN個のデータが記憶部1に既に記憶されていればそのデータに加算し、記憶されていなければベース値を過去のデータとして今回のデータを加算し新たなデータとし、記憶部1に記憶されているデータで今回対応するデータが入力されなかった場合にはしきい値を加算する。
請求項(抜粋):
受信したデータを逆拡散することにより得られる相関結果を電力値として表わし、この電力値の複数のスロット区間における平均を計算し、得られた平均値のデータを用いて基地局からタイムスロットが送られてくるタイミングであるスロットタイミングを検出するスロットタイミング検出方法において、データの順番である各ポイント毎の電力値のうち、電力値の大きさが上位から予め定められた順位N番目以内の電力値のデータのみを記憶するとともにN番目のデータをしきい値とし、各スロット区間毎の前記しきい値を累積してベース値とし、前記電力値のデータのうち予め定められた数M個のデータのみをポイントの情報と対応させて記憶し、前記N個の各データのそれぞれのポイントに対応するデータがM個のデータの中に存在する場合には、該ポイントのデータに今回得られたデータを加算して新しいデータとして作成し、前記N個の各データのそれぞれのポイントに対応するデータがM個のデータの中に存在しない場合には、前記ベース値に今回得られたデータを加算して新しいデータとして作成し、前記M個のデータのうち前記N個のデータの中に対応するデータが存在しないポイントのデータに前記しきい値を加算して新しいデータとして作成し、新しく作成されたデータの数がM以上の場合には上位M個のデータのみをポイントの情報とともに記憶し、規定のスロット平均回数が終了すると前記M個のデータを前記平均回数で除算して平均値として出力することを特徴とするスロットタイミング検出方法。
IPC (4件):
H04B 1/707 ,  H04B 7/26 ,  H04L 7/00 ,  H04L 12/28
FI (4件):
H04J 13/00 D ,  H04L 7/00 C ,  H04B 7/26 C ,  H04L 11/00 310 B

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