特許
J-GLOBAL ID:200903011265517584

ジャイロ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松隈 秀盛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-136074
公開番号(公開出願番号):特開平7-071965
出願日: 1994年06月17日
公開日(公表日): 1995年03月17日
要約:
【要約】【目的】 製造費用が安く且つ寿命が長く耐久性に優れ、更に応用範囲が広い静電支持型の加速度検出型ジャイロ装置を提供することを目的とする。【構成】 ジャイロロータ20は静電支持力によってジャイロケース21に対して非接触的に支持され、ロータ駆動系によってZ軸に沿ったスピン軸線周りにスピン運動をする。ジャイロロータ20は円盤状に形成され、好ましくは絶縁材料よりなる板材の両面に金属薄膜の電極を形成することによって構成される。ジャイロ装置はジャイロケース21に対するジャイロロータ20のZ軸方向(スピン軸線方向)の変位を拘束する拘束制御系とジャイロロータ20のXY軸方向の変位を拘束する中心位置制御系とを有する。
請求項(抜粋):
スピン軸線周りに高速で回転するジャイロロータと、静電支持力によって非接触的に支持された上記ジャイロロータを内部に収容するジャイロケースと、を有する加速度検出型のジャイロ装置において、上記ジャイロロータは円盤状に形成され、円周方向に沿って両面に電極部を有することと、上記ジャイロロータの両面の電極部にそれぞれ対応して且つそれより隔置されて、円周方向に互いに90°の角度間隔にて配置された4対の静電電極と、上記ジャイロケースの中心軸線に直交し且つ互いに直交する2つの半径方向の上記ジャイロケースに対する上記ジャイロロータの変位を検出する変位検出装置と、上記ジャイロロータを上記スピン軸線周りに高速で回転させるためのロータ駆動系と、上記4対の静電電極と上記ジャイロロータの電極部とを含み、上記ジャイロロータの上記中心軸線に沿った方向の変位を拘束するための拘束制御系と、上記4対の静電電極と上記変位検出装置とを含み、上記ジャイロロータを上記中心軸線に整合させるように制御するための中心位置制御系と、を有することを特徴とするジャイロ装置。
IPC (2件):
G01C 19/24 ,  G01C 19/28

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