特許
J-GLOBAL ID:200903011267296690

穴明き製品及びコンロッドの成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 欣一 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-308497
公開番号(公開出願番号):特開平11-147157
出願日: 1997年11月11日
公開日(公表日): 1999年06月02日
要約:
【要約】【課題】 コンロッドを、大端キャップを別体にせずに、冷間鍛造で、且つ、1回のプレスサイクルで精度良く成形できるようにし、製造コストを削減する。【解決手段】 可動側ダイ1と、固定側ダイ2と、両ダイ1,2に夫々出没自在に挿設した大端部パンチ31,32と、小端部パンチ41,42とを備える複動金型を用い、先ず、可動側ダイ1を固定側ダイ2に対しプリフォーム素材W ́を鍛圧しつつ型締めしてコンロッドWの形状に荒成形する。次に、両ダイ1,2間の成形空間に大端部パンチ31,32と小端部パンチ41,42とを突出させ、大端部Waと小端部Wbの穴を明ける部分を鍛圧して欠肉部を埋める。次に、一方のダイ1の大端部パンチ31と小端部パンチ41とを他方のダイ2の大端部パンチ32と小端部パンチ42とを成形空間から押し出しつつ他方のダイ2に達するように突出させ、穴を明ける部分に残された余肉Wfを打ち抜いて、大端穴Wdと小端穴Weを穴明けする。
請求項(抜粋):
穴明き製品を冷間鍛造で成形する方法において、可動側ダイと、固定側ダイと、両ダイに夫々製品の穴を明ける部分を挟んで対向するよう出没自在に挿設したパンチとを備える鍛造用複動金型を用い、プリフォーム素材を鍛圧しつつ可動側ダイを固定側ダイに対し型締めして、プリフォーム素材を製品形状に荒成形する第1鍛造工程と、各パンチを両ダイ間の成形空間に製品の穴を明ける部分を鍛圧しつつ突出させて、成形空間内の欠肉部を埋める第2鍛造工程と、可動側ダイと固定側ダイとの一方のダイに挿設したパンチを他方のダイに挿設したパンチを成形空間から押し出しつつ他方のダイに達するように突出させて、穴を明ける部分に残された余肉を打ち抜く穴明け工程と、を1回のプレスサイクルで行う、ことを特徴とする穴明き製品の成形方法。
IPC (3件):
B21K 1/14 ,  B21J 5/10 ,  B21J 13/02
FI (3件):
B21K 1/14 Z ,  B21J 5/10 Z ,  B21J 13/02 B
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭49-086250
  • 特開昭61-137641

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