特許
J-GLOBAL ID:200903011283295602

既存構造物の耐震補強工法および同工法に用いる繊維シート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 雅利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-324503
公開番号(公開出願番号):特開平9-158495
出願日: 1995年12月13日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】【課題】 既存構造物の耐震補強において、構造物に与える損傷を少なくし、かつ、施工能率を向上させること。【解決手段】 鉄筋コンクリート柱10に耐震補強を施す際には、柱10の外表面に繊維シート12からなる高張力繊維材が貼付される。繊維シート12は、メッシュ状に形成された繊維担持体と、担持体の一面側に止着された炭素繊維と、繊維シート12に含浸されたエポキシ樹脂とから構成されている。エポキシ樹脂は、潜在硬化型のものであって、エポキシ樹脂主剤とマイクロカプセル膜に包囲された硬化剤とを混合したものであり、マイクロカプセル膜を加熱して溶融させることにより、エポキシ樹脂の硬化性が顕在化され、この溶融温度は、60°C以上に設定されている。繊維シート12の貼付が完了すると、炭素繊維に通電して、発熱温度が60°C以上になるようにする。
請求項(抜粋):
既存構造物の外表面に炭素繊維などの高張力繊維材にエポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂を含浸させて貼付または捲回し、その後に前記熱硬化性樹脂を硬化させる既存構造物の耐震補強工法において、前記熱硬化性樹脂を、60°C以上の温度で加熱すると硬化を開始する潜在硬化型のもので構成することを特徴とする既存構造物の耐震補強工法。
IPC (9件):
E04G 23/02 ,  B29C 63/06 ,  B32B 5/10 ,  B32B 5/28 ,  C08K 9/10 ,  C08L 63/00 NKT ,  E04H 9/02 ,  B29K105:08 ,  B29K307:04
FI (7件):
E04G 23/02 F ,  B29C 63/06 ,  B32B 5/10 ,  B32B 5/28 ,  C08K 9/10 ,  C08L 63/00 NKT ,  E04H 9/02
引用特許:
審査官引用 (4件)
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