特許
J-GLOBAL ID:200903011306880222

自動分析装置の検体種識別方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-155679
公開番号(公開出願番号):特開平8-021839
出願日: 1994年07月07日
公開日(公表日): 1996年01月23日
要約:
【要約】【目的】試料保持ディスクを有する自動分析装置において、患者データの登録,参照等の管理を、患者IDに基づいて一元化して行えるようにすること。【構成】一つの検体試料について、患者IDと検体種別とを別々に認識させることにより、検体登録時の患者情報データや分析結果データを、患者IDに基づくデータ管理テーブルに格納する。【効果】患者IDに基づいて、患者一人一人に対するデータの登録,参照等の管理を一元的に行うことできる。これにより、検査技師などは、一人の患者に対する複数検体を登録する場合、一検体ずつ患者IDや名前などの患者情報を入力せずに済む。また、複数の検体のデータ結果から総合した患者の診断を行うのに都合がよくなる。
請求項(抜粋):
検体を認識するID番号を付けた多数の試料容器と,それらを保持する試料容器保持ディスクと,そのディスクが回転することによってID番号を順次読み取る読取り機と,読み取られたデータを記憶する記憶装置を有し、試料容器保持ディスクにより搬送された順に試料容器中の試料を分注する工程と,反応容器に試薬を分注する工程と,分析されたデータを入力し、演算して登録する工程などを一連に行い、かつ分析される検体種別が患者当り二種類、あるいはそれ以上の種類がある自動分析装置において、試料容器に、患者IDすなわち患者毎に異なるIDを識別する機能と、該検体種別を識別する機能を、それぞれ独立して持たせることにより、患者IDの付属情報として検体種別情報を持つことを可能とし、該患者IDに基づいて、二種類あるいはそれ以上の検体種別について、データの登録,参照等の管理を可能としたことを特徴とする自動分析装置の検体種識別方法。

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