特許
J-GLOBAL ID:200903011314897193

光コネクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 敬之助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-113804
公開番号(公開出願番号):特開平11-305071
出願日: 1998年04月23日
公開日(公表日): 1999年11月05日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 光ファイバケーブルに外部から引張力が作用しても光ファイバの適正な接続状態を得るST型の光コネクタを提供する。【解決手段】 ST型プラグハウジング30と、光ファイバを固定する一つの共通寸法構造を有するフェルール21、これを接続時に保持された第2のばね要素25、及び円筒管を具備すると共に前記ハウジングに係合可能なベーシックプラグ20とを具備する光ファイバコネクタプラグで、ST型アダプタとの連結状態では、ばね要素35がバヨネット締結構造による連結を保持する方向に作用し、フェルール21の先端がアダプタ内の他のフェルールとの当接位置より突出し、ばね要素35及び25の圧縮可能量がフェルール先端の当接位置からの突出量より大きく、光ファイバケーブルが後方に引っ張られてばね要素35が完全に圧縮された状態では、フェルール21の先端がST型アダプタ内の当接位置より後方には位置しないようにする。
請求項(抜粋):
第1のばね要素を含みバヨネット締結構造によりST型アダプタに連結可能なST型プラグハウジングと、光ファイバを固定する少なくとも一つの共通寸法構造を有するフェルール、該フェルールを接続時に軸方向に付勢するように保持された第2のばね要素、及び前記フェルールとの間に前記第2のばね要素を保持すると共に前記光ファイバを内蔵する光ファイバケーブルを固定する機能を備えた円筒管を具備すると共に前記ST型プラグハウジングに係合可能な形状を有するベーシックプラグとを具備する光ファイバコネクタプラグであって、前記光ファイバコネクタプラグが前記ST型アダプタに連結した状態では、前記第1のばね要素が圧縮状態になって前記バヨネット締結構造による連結を保持する方向に作用し、また、前記フェルールの先端が当該ST型アダプタ内の他のフェルールとの当接位置より突出し且つ前記第1のばね要素及び前記第2のばね要素の圧縮可能量が当該フェルール先端の前記当接位置からの突出量より大きく、一方、前記光ファイバコネクタプラグが前記ST型アダプタに連結した状態で前記光ファイバケーブルの後端部を前記ST型プラグハウジングに対して後方に引っ張られて前記第1のばね要素が完全に圧縮された状態では、前記フェルールの先端が前記ST型アダプタ内の前記当接位置より後方には位置しないことを特徴とする光コネクタ。

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