特許
J-GLOBAL ID:200903011315753403

高強度を有するTiAl基金属間化合物の成形品及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢葺 知之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-177158
公開番号(公開出願番号):特開平5-186842
出願日: 1992年07月03日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【目的】 超塑性変形能を呈する組織制御TiAl基金属間化合物の高強度を付与することを目的とする。【構成】 超塑性発現のメカニズムである粒界β相は、変形能向上化には有利であるが、実用的には水素脆性、クリープ特性等に劣ると同時に、強度の低下をもたらしている。本発明は、このβ相を超塑性変形加工により成形品にまで仕上げた後、変態熱処理により消失させ、強度の向上化を行うべく、その製造方法と成形品に関するものである。具体的には、超塑性変形により加工を施した成形品を1123〜1423Kにて変態熱処理を施してβ相をγ+α2 相に変態させる。この処理により、室温から1073Kまで700MPa 以上の強度が得られる、成形加工品が製造可能となる。【効果】 高強度を有するTiAl基金属間化合物の成形品を提供。
請求項(抜粋):
粒界がβ相であり超塑性変形能を有するβ+γTiAl基金属間化合物から超塑性加工により加工成形された、室温から1073Kまで400MPa 以上の強度を有するα2 +γ二相組織から成る高強度を有するTiAl基金属間化合物合金。
IPC (2件):
C22C 14/00 ,  C22F 1/18
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-277736
  • 特開平3-197631

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