特許
J-GLOBAL ID:200903011324026905

血液成分計測装置及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松田 正道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-310890
公開番号(公開出願番号):特開平11-137538
出願日: 1997年11月12日
公開日(公表日): 1999年05月25日
要約:
【要約】【課題】 血液の成分、特に血糖成分を非侵襲に精度良く計測する装置の実現。【解決手段】 近赤外光を血管が表皮付近に集中する指関節の曲げの内側の血管に入射させ、血管内の血液中を拡散透過する光を検出し、そのグルコースによる吸収を検出し、他方、グルコースの吸収の無い波長の光を用いて、同様にして血液中の拡散透過光を測定し、両者の比よりグルコース濃度を測定するものであり、光ファイバ3に光源2,2’の光を入射させ、光ファイバ3の出射側を直線状に配置し、指の血管を横切るように皮膚に密着させて線状に光を入射させ、生体中を拡散透過した光をホトセンサアレイ5で受光し、各アレイの素子の内、血管中の拡散光路の長いすなわち最もグルコースの吸収の大きい出力を用い、光源2、2’からの光に対応して比較することで、光照射、光検出の位置合わせを厳密に行うことなく精度よい測定を実現する。
請求項(抜粋):
血液中の計測しようとする成分に対する吸収が大きく、かつ、他の血液成分の吸収の少ない波長域に選択的に光を放出する第一の光源と、血液中の計測しようとする成分に対する吸収が小さく、かつ、他の血液成分の吸収の少ない波長域に選択的に光を放出する第二の光源と、前記第一、第二の光源からの光を入力し先端からその光を出射する、測定個所に当接可能な光ファイバーと、測定個所に当接可能な、光を受光するホトセンサと、第一の光源の出射と第二の光源の出射に対応して前記ホトセンサから得られるそれぞれの出力信号とを比較して、血液中の計測しようとする成分を判定する判定手段とを備えたことを特徴とする血液成分測定装置。
IPC (3件):
A61B 5/14 310 ,  A61B 10/00 ,  G01N 21/49
FI (3件):
A61B 5/14 310 ,  A61B 10/00 U ,  G01N 21/49 A

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