特許
J-GLOBAL ID:200903011329037743

車両用ラジエータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 窪田 卓美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-058328
公開番号(公開出願番号):特開平10-238343
出願日: 1997年02月25日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 水冷インタークーラと、自動変速機用オイルクーラと、エンジン冷却水用ラジエータとを簡潔に構成すると共に、エンジン冷却水温が比較的低い時にも、インタークーラ及びオイルクーラを冷却できるラジエータを提供する。【解決手段】 入口タンク1と出口タンク2との間に、チューブ3及びフィンを配置する。入口タンクの内部に仕切8を設け、同タンクを第1室部6と第2室部7とに分割し、第1室部から出口タンクに一パスで流通した冷却水を、出口パイプ5からエンジン9に還流するメイン冷却水路10を形成する。出口タンクの他の冷却水をUターンして第2室部に導き、複パス冷却水としてインタークーラ11及びオイルクーラ12を介して、エンジンに還流するサブ冷却水路13を設ける。冷却水温が第1設定温度以上の時開路する低温サーモ14をサブ冷却水路に設け、第1設定温度より高温の第2設定温度以上の時開路する高温サーモ15をメイン冷却水路に設ける。
請求項(抜粋):
互いに離間した一対の細長い入口タンク1および出口タンク2と、両タンク1,2に両端が夫々液密に連通して並列された多数のチューブ3と、夫々の前記タンク1,2に設けたエンジン冷却水流通用の入口パイプ4及び出口パイプ5とを有する車両用ラジエータにおいて、少なくとも前記入口タンク1の内部に、前記入口パイプ4の一端が開口する第1室部6及びそれが開口しない第2室部7に分割する仕切8と、前記第1室部6から出口タンク2に一パスで流通して冷却水の一部を直接前記出口パイプ5を介してエンジン9のウォータジャケットに還流させるメイン冷却水路10と、前記出口タンク2の他の冷却水をUターンさせて前記第2室部7に導き複パス冷却水としてインタークーラ11に導き、その下流に配置した自動変速機用のオイルクーラ12を介して前記エンジン9のウォータジャケットに還流するサブ冷却水路13と、そのサブ冷却水路13で前記オイルクーラ12と前記ウォータジャケットとの間に配置され、その冷却水温が第1設定温度以上のとき、そのサブ冷却水路13を開路する低温サーモ14と、前記メイン冷却水路10に介装され、その冷却水温が前記第1設定温度より高温の第2設定温度以上のとき、そのメイン冷却水路10を開路する高温サーモ15と、を具備する車両用ラジエータ。
IPC (3件):
F01P 3/18 ,  B60K 11/04 ,  F28D 1/053
FI (4件):
F01P 3/18 G ,  F01P 3/18 V ,  B60K 11/04 G ,  F28D 1/053 A

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