特許
J-GLOBAL ID:200903011329783593

暗号通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 役 昌明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-368942
公開番号(公開出願番号):特開平11-196081
出願日: 1997年12月26日
公開日(公表日): 1999年07月21日
要約:
【要約】【課題】 共通(秘密)鍵ブロック暗号を暗号通信と暗号鍵配送に用いる暗号通信装置において、安全かつ簡便に更新鍵を配送する。【解決手段】 鍵更新の際、送信局において、予備鍵を新規暗号鍵とし、生成手段15で生成した予備鍵を新規予備鍵とし、予備鍵を暗号鍵で暗号化して送信し、その後、送信データを暗号鍵で暗号化して送信する。受信局においては、予備鍵を新規復号鍵とし、受信暗号化鍵を復号化して新規予備鍵とし、その後、受信暗号化データを復号化する。定期的に更新される予備の鍵を常に用意することにより、同じ鍵を暗号通信と鍵配送に一定の安全性で使用できる。鍵配送に使用する鍵は常に未使用なので安全性が高く、かつ配送用の鍵を管理(生成・更新)する手間を省くことができる。また、予備鍵や平文に応じて鍵更新のタイミングを決定することにより、予め送信局と受信局の間で鍵更新のタイミングを決定する必要が無く、かつ鍵更新のタイミングがランダムになるので、解読を容易にする情報が盗聴者に特定し難くなる。
請求項(抜粋):
送信局と受信局からなる暗号通信装置であって、前記送信局は、暗号鍵を記憶する暗号鍵記憶手段と、第1の予備鍵を記憶する第1の予備鍵記憶手段と、データを前記暗号鍵を用いて暗号化する第1の暗号化手段と、前記第1の予備鍵を前記暗号鍵を用いて暗号化する第2の暗号化手段と、前記第1の予備鍵を生成する生成手段と、前記第1の予備鍵を新規暗号鍵として前記暗号鍵記憶手段に転送し、前記生成手段により生成された予備鍵を新規第1の予備鍵として前記第1の予備鍵記憶手段に転送し、前記第2の暗号化手段の結果を出力し、その後前記第1の暗号化手段の結果を出力することを制御する第1の制御手段とを備え、前記受信局は、復号鍵を記憶する復号鍵記憶手段と、第2の予備鍵を記憶する第2の予備鍵記憶手段と、暗号化データを前記復号鍵を用いて復号化する第1の復号化手段と、前記第2の暗号化手段の結果を前記復号鍵を用いて復号化する第2の復号化手段と、前記第2の予備鍵を新規復号鍵として前記復号鍵記憶手段に転送し、前記第2の復号化手段の結果を新規第2の予備鍵として第2の予備鍵記憶手段に転送し、その後前記第1の復号化手段の結果を出力することを制御する第2の制御手段とを備えることを特徴とする暗号通信装置。
IPC (3件):
H04L 9/08 ,  G09C 1/00 630 ,  H04L 9/14
FI (4件):
H04L 9/00 601 A ,  G09C 1/00 630 E ,  H04L 9/00 601 E ,  H04L 9/00 641

前のページに戻る