特許
J-GLOBAL ID:200903011333350049

プラント用蒸気の温度制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-112836
公開番号(公開出願番号):特開2003-307137
出願日: 2002年04月16日
公開日(公表日): 2003年10月31日
要約:
【要約】【課題】 ガスタービンに供給するアトマイズ蒸気の温度を先行制御により迅速に調整する。【解決手段】 ガスタービン1の燃焼器3は、アトマイズ蒸気ASにより液体燃料Fを霧化して燃焼を行う。アトマイズ蒸気ASは、各種のボイラB1,B2,B3から送られてくる蒸気Sに、減温用流体Cを混合して温度調整することにより得られる。アトマイズ蒸気ASの目標温度・目標圧力は、ガスタービン1の運転状況に応じて変化してくる。そこで、蒸気SのエンタルピE1と、減温用流体CのエンタルピE2と、アトマイズ蒸気ASの目標エンタルピE3とを用いたエンタルピのバランス演算から、アトマイズ蒸気ASの温度・圧力が目標温度・目標圧力となる減温用流体Cの流量を求め、流量調整弁V2の弁開度を調整する。
請求項(抜粋):
圧力調整弁が介装された蒸気供給管により供給される蒸気状態が変動する蒸気と、流量調整弁が介装された温度調整用流体供給管を介して供給される温度調整用流体とを混合し、混合することにより温度が調整された混合蒸気をプラントに供給するとともに、混合蒸気の目標温度及び目標圧力がプラントの運転状況に応じて変化するプラントにおいて、蒸気供給管により供給される蒸気のエンタルピと流量を求めると共に、プラントの運転状況により変化する混合蒸気の目標温度と目標圧力から混合蒸気の目標エンタルピを求め、更に、温度調整用流体供給管により供給される温度調整用流体のエンタルピを求め、蒸気のエンタルピと流量,混合蒸気の目標エンタルピ,温度調整用流体のエンタルピを用いて、エンタルピのバランス演算をすることにより、混合蒸気の温度を目標温度とするような、流量調整用流体の流量を求め、求めた流量調整用流体の流量となるように、流量調整弁の弁開度を制御することを特徴とするプラント用蒸気の温度制御方法。
IPC (2件):
F02C 9/00 ,  F02C 3/30
FI (2件):
F02C 9/00 B ,  F02C 3/30 C
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平2-049930
  • 特開昭58-214607
  • 特開平4-124519
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