特許
J-GLOBAL ID:200903011336347464
水位計測法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
岸田 正行 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-220681
公開番号(公開出願番号):特開2000-055716
出願日: 1998年08月04日
公開日(公表日): 2000年02月25日
要約:
【要約】【課題】 水面と空中線の間で生ずる多重反射や水面の波で生ずる電波の擾乱がビート信号のS/N比の低下をきたし正確な水位の検出を困難にするという問題があり、本発明は、この問題を解決することを課題とする。【解決手段】 電波水位計において受信部で検出したビート信号を、信号処理部でサンプリングした後A/D変換してディジタルデータとして高速フーリエ変換処理を行い、これを予め水位は急激に変化しないことを利用して、既に得てある水位からビート周波数を逆算して得た最適な値を与えた適応化フィルタにより適応化フィルタ処理を行い、得られた周波数の内最大値を有する周波数を用いて離散フーリエ変換によりビート信号の周波数を求め、この周波数から計算により水位を求めることを特徴とする水位計測法。
請求項(抜粋):
周波数変調された高周波信号を発生する送信部と、該送信部からの周波数変調された高周波信号をサーキュレータを介して水面に向けて放射し、且、水面から反射して来る反射波を受信する空中線と、該空中線で受信した反射波を上記サーキュレータを介して受信し、且、前記送信部からの高周波信号をサーキュレータを介して水面に向けて放射した高周波信号の一部をサーキュレータから受信して上記受信した反射波とのビート信号を検出する受信部と、該受信部から上記ビート信号を受信してこれを処理する信号処理部を有する電波水位計を用いた水位計測法において、上記信号処理部では受信したビート信号を高速フーリエ変換処理により該ビート信号の周波数成分を抽出したデータを、水位が急速に変化しないことから該計測直前に得た水位データを予め入力してなる適応化フィルタに与え、しかる後、該適応化フィルタにより処理して得たビート信号の周波数成分の内から主要周波数成分を取り出し、該取り出したビート信号の主要周波数成分を用いて離散フーリエ変換処理によりビート信号の周波数を抽出し、該抽出したビート信号の周波数から下記計算式R=C・fr/(4・ΔF・fm)によって空中線から水面までの距離を求めることを特徴とした水位計測法。
IPC (3件):
G01F 23/284
, G01C 13/00
, G01S 13/34
FI (3件):
G01F 23/28 D
, G01C 13/00 D
, G01S 13/34
Fターム (15件):
2F014AA02
, 2F014FC02
, 5J070AB17
, 5J070AC01
, 5J070AC02
, 5J070AD02
, 5J070AE07
, 5J070AF01
, 5J070AH23
, 5J070AH31
, 5J070AH35
, 5J070AH39
, 5J070AJ05
, 5J070AK07
, 5J070AK28
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開平1-145527
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特開昭55-082926
-
ミリ波レーダ装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平4-050183
出願人:富士通テン株式会社
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