特許
J-GLOBAL ID:200903011338060200

融雪装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川成 靖夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-155961
公開番号(公開出願番号):特開平10-331124
出願日: 1997年05月28日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【課題】 埋設型融雪装置による融雪方式は人件費が必要である。ロードヒーティングによる融雪方式は電気、灯油などの維持費が高い。排雪業者による排雪方式は冬期間の交通状態が悪く常に渋滞し無駄な経費がかかる。【解決手段】 融雪装置本体2と水槽部3とボイラー部4から構成され、融雪装置本体2は所定面積に構成された融雪面2Aと融雪面の周囲に配設された排水兼融雪路2Bから構成され、水槽部3は水槽本体3Aを仕切壁3A5によって仕切った沈殿槽3Bと融雪水槽3Cから構成され、ボイラー部4はボイラー室4Aとボイラー室内に配置されたボイラー4Bから構成されている。
請求項(抜粋):
融雪装置本体(2)と水槽部(3)とボイラー部(4)から構成され、融雪装置本体(2)は、所定面積に構成された融雪面(2A)と、この融雪面の周囲に配設された排水兼融雪路(2B)から構成され、融雪面(2A)は、アスファルト舗装が施され、排水兼融雪路(2B)は、排水兼融雪路本体(2C)と融雪パイプ部(2D)から構成され、排水兼融雪路本体(2C)は、融雪面(2A)の周囲に配設された排水兼送水管収納トラフ(2C1)と、この排水兼送水管収納トラフの上面開口部に嵌込まれたグレーチング(2D2)から構成され、融雪パイプ部(2D)は、排水兼送水管収納トラフの底部に沿って配管された送水管(2D1)と、この送水管(2D1)に融雪面(2A)の上面に積上げられた雪(10)に対して散水するよう連結された散水ノズル(2D4)から構成され、水槽部(3)は、水槽本体(3A)を仕切壁(3A5)によって仕切った沈殿槽(3B)と融雪水槽(3C)から構成され、沈殿槽(3B)における上方部分には給水口(3B1)と排水口(3B2)がそれぞれ設けられ、仕切壁(3A5)における満水位(W.L)の高さの位置をもって貫通させた横パイプ(3D)によって沈殿槽(3B)と融雪水槽(3C)とが連結され、融雪水槽(3C)の底部には、散水用水中ポンプ(3C1)と加温用水中ポンプ(3C2)が配設され、ボイラー部(4)は、ボイラー室(4A)と、このボイラー室内に配置されたボイラー(4B)から構成され、融雪水は排水兼送水管収納トラフ(2C1)により水槽部(3)に送られ、融雪水の一部は外部に排出され、その他はボイラー部(4)で加温され融雪パイプ部(2D)に送られるよう構成されていることを特徴とする融雪装置。

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