特許
J-GLOBAL ID:200903011338913394

エンジンフードロック廻りの構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 利根川 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-222546
公開番号(公開出願番号):特開2002-037129
出願日: 2000年07月24日
公開日(公表日): 2002年02月06日
要約:
【要約】【課題】 衝撃力作用時においてエンジンフードをその通常の閉止位置よりも更にオーバストロークさせてラッチが復帰する反力を小さくし、衝突エネルギを緩和すると共にエンジンフードを低剛性にし衝撃力を緩和し衝突時における安全性が向上でき、かつ比較的簡便に実施できるエンジンフードロック廻りの構造を提供する。【解決手段】 エンジンフードアウタパネル11とエンジンフードインナパネル12とからなるエンジンフード10はロック機構1により通常閉止状態に保持されるが、大きな外力が作用した場合、ロック機構1のストライカ2がオーバストロークすべく構成され、ラッチが復帰する反力を小さくし、その結果衝突エネルギが吸収される。また、エンジンフード10は比較的低剛性に形成され衝撃力が緩和される。これにより、安全性の向上が図れる。また、簡便な構造からなり、特別の他部材を使用しない。
請求項(抜粋):
車体のエンジンルームの前面部を構成するデフレクタパネル側とこれを覆って配設され前記エンジンルーム側に開閉自在に支持されるエンジンフードとの間に架設され、前記エンジンフードの閉止時のロックを行うロック機構であって、該ロック機構は、前記エンジンフード側の略中央前端部に固定されるストライカと、該ストライカとの相対峙する前記デフレクタパネル側に固定されるロック部材とからなり、該ロック部材は、基板と、該基板に回動可能にピン支持されその開放端側の係止部を前記ストライカに係合せしめ、その回動により前記ストライカを上下動させるラッチと、前記基板に回動可能にピン支持され、前記ラッチに係脱着可能に係合し、前記エンジンフードの閉止状態において前記ラッチに係着して該ラッチを閉止位置に固持するラチェットと、前記ラッチ及びラチェットを前記ピン廻りに回動すべくラッチ及びラチェットと前記基板との間に各々架設されるスプリングとを有し、前記基板には前記ストライカを通す凹溝が形成され、該凹溝は前記ストライカを前記エンジンフードの閉止位置から更に下方のオーバストローク位置まで移動可能に形成されることを特徴とするエンジンフードロック廻りの構造。
IPC (4件):
B62D 25/12 ,  B60R 21/02 ,  B60R 21/34 692 ,  B62D 25/10
FI (4件):
B62D 25/12 N ,  B60R 21/02 P ,  B60R 21/34 692 ,  B62D 25/10 E
Fターム (6件):
3D004AA01 ,  3D004AA04 ,  3D004BA02 ,  3D004CA02 ,  3D004CA15 ,  3D004CA41

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