特許
J-GLOBAL ID:200903011345438421

実行履歴採取方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-084382
公開番号(公開出願番号):特開平5-289912
出願日: 1992年04月07日
公開日(公表日): 1993年11月05日
要約:
【要約】【目的】障害発生時に自計算機装置と共に通信相手となった計算機装置の実行履歴の保存領域を切り換えることで実行履歴の保存を行うことができる実行履歴採取方式を提供すること。【構成】サーバ1側は実行履歴制御プログラムXとプログラムAで、クライアント2側は実行履歴制御プログラムYとプログラムBで構成している。又、各プログラム内の構成は、サーバ1のプログラムAからの障害検出通知は、実行履歴切り換え通知部3が受信し、この実行履歴切り換え通知部3が送信フレーム作成部4と受信フレーム作成部5とデータ送受信装置6とで構成する通信手段を介して、対応するクライアント2の実行履歴切り換え通知部3に通知し、クライアント2の実行履歴切り換え通知部3がプログラムBにそれぞれのプログラムが有する複数の実行履歴保持領域7の一つを指定し、実行履歴の採取を切り換える実行履歴切り換え部8を含んでいる。
請求項(抜粋):
複数の計算機装置を含むネットワークシステムで複数のプログラムが動作状態にあり前記複数のプログラムの動作状態や他のプログラムとの処理要求の受け渡し状態をラウンドロビン方式で任意のプログラムが所有している実行履歴保持領域に採取する実行履歴採取方式において、前記計算機装置の内の任意の計算機装置が第一のプログラムからの障害検出通知を実行履歴切り換え通知部が受信し、この実行履歴切り換え通知部が前記任意の計算機装置の第一のプログラムおよび通信手段を介して対応する相手計算機装置の実行履歴切り換え通知部に通知し、前記相手計算機装置の実行履歴切り換え通知部が前記相手計算機装置の第二のプログラムにそれぞれのプログラムの有する複数の実行履歴保持領域の一つを指定し実行履歴の採取を切り換える実行履歴切り換え部を有することにより、前記任意の計算機装置の第一のプログラムだけでなく前記相手計算機装置の第二のプログラムの実行履歴をも同期を取って保存することを特徴とする実行履歴採取方式。

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