特許
J-GLOBAL ID:200903011354196490

生検用穿刺針の差し込み案内装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉谷 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-241662
公開番号(公開出願番号):特開2000-070272
出願日: 1998年08月27日
公開日(公表日): 2000年03月07日
要約:
【要約】【課題】生検用穿刺針を安全で衛生的かつ容易に被検体に差し込めるようにする。【解決手段】この発明の生検用穿刺針の差し込み案内装置は、X線断層撮影により予め得た穿刺針の差し込み断面を示すCT断層画像を表示モニタ17に表示しておき、操作卓10による画面入力で生検対象の組織採取点と穿刺針の差し込み開始点とをCT断層画像の上で指定すれば、投光器18のレーザ光線が自動的に穿刺針の差し込み方向を向いてくれる構成となっているので、施術者は、穿刺針を極めて容易に被検体へ差し込むことができる上、衛生面で心配のある機械式アダプターを用いる必要がなく、また被検体も施術者もX線を浴び続けることもないので安全面の心配もない。
請求項(抜粋):
(a)被検体を挟んで対向配置されているX線ビーム照射用のX線管および透過X線検出用の多チャンネル型X線検出器と、(b)X線管および多チャンネル型X線検出器を対向配置状態のまま被検体のまわりを回転させる撮像系回転駆動手段と、(c)X線管が被検体のまわりを回りながらX線ビームを照射するのに伴って多チャンネル型X線検出器から出力されるX線検出データに基づきCT断層画像用の画像再構成処理を行う画像再構成手段と、(d)画像再構成処理の結果に基づき得られるCT断層画像を表示する表示手段と、(e)出射光線の方向を生検用穿刺針の差し込み断面内において変化させる首振り移動が可能なようにして撮像系回転駆動手段に取り付けられてX線管および多チャンネル型X線検出器の回転と共に被検体のまわりを回転する投光手段と、(f)被検体における生検用穿刺針の差し込み断面を示すCT断層画像の上で被検体の体内の生検対象の組織採取点および体表の生検用穿刺針の差し込み開始点とを指定する画面入力手段と、(g)画面入力手段により指定された組織採取点および差し込み開始点に基づき投光手段の出射光線の方向が穿刺針の差し込み方向と一致する投光手段の停止回転角度および首振り角度を算出する角度算出手段と、(h)角度算出手段の算出角度に従って投光手段の停止回転角度および首振り角度を設定する角度設定手段とを備えていることを特徴とする生検用穿刺針の差し込み案内装置。
IPC (3件):
A61B 10/00 103 ,  A61B 6/03 330 ,  A61B 6/03 377
FI (3件):
A61B 10/00 103 B ,  A61B 6/03 330 ,  A61B 6/03 377
Fターム (4件):
4C093AA22 ,  4C093BA03 ,  4C093CA15 ,  4C093CA34

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