特許
J-GLOBAL ID:200903011358461481

信号レベル圧縮装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-287832
公開番号(公開出願番号):特開平7-122953
出願日: 1993年10月22日
公開日(公表日): 1995年05月12日
要約:
【要約】【目的】 スピーカの特性と人間の心理量であるラウドネスレベルに応じて信号レベルの圧縮率を制御すること。【構成】 先ず、スピーカ9のインパルス応答がFIR型フィルタ2で畳み込まれる。オーディオ信号入力手段1から音声信号が与えられると、増幅率検出手段10は増幅器8の増幅率を検出する。そしてラウドネス演算手段4は増幅率とFIR型フィルタ2の出力結果よりラウドネスレベルを演算する。選択手段5はラウドネスレベル値に対応した乗算係数を記憶部6より選択し、その値を乗算器8に与える。増幅器8は乗算された音声信号を増幅してスピーカ9に与え、聴感的に自然な音声を再生する。
請求項(抜粋):
音声信号を入力するオーディオ信号入力手段と、増幅率が可変であり、音声信号を電力増幅する増幅器と、前記増幅器の増幅出力を再生するスピーカと、前記スピーカのインパルス時間応答と相当のタップ係数を有し、前記オーディオ信号入力手段から入力される音声信号の周波数特性を前記スピーカと同一特性となるよう音声信号を補正して出力するFIR型フィルタと、前記増幅器の増幅率を検出する増幅率検出手段と、前記FIR型フィルタによって畳み込まれた音声信号と前記増幅率検出手段で検出された増幅率とを用いて、音声信号の各帯域の音圧レベルに重み付けをし、それらの値の総和をラウドネスレベルとして演算するラウドネス演算手段と、前記ラウドネス演算手段で演算されたラウドネスレベルに対応する乗算係数を記憶する複数の記憶部と、前記ラウドネス演算手段が出力するラウドネスレベルに基づき、前記記憶部から特定の乗算係数を選択する選択手段と、前記選択手段で選択された乗算係数を前記オーディオ信号入力手段の音声信号に乗算して前記増幅器に与える乗算器と、を具備したことを特徴とする信号レベル圧縮装置。
IPC (4件):
H03G 9/00 ,  H03G 5/16 ,  H03H 17/02 ,  H03H 17/06

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