特許
J-GLOBAL ID:200903011361567070
時刻認証方法および時刻認証システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
谷田 拓男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-297106
公開番号(公開出願番号):特開2004-135024
出願日: 2002年10月10日
公開日(公表日): 2004年04月30日
要約:
【課題】公開鍵暗号方法を利用した場合において、送信側のコンピュータが作成された電子的書類の客観的な作成時刻の証明を得ることができ、閲覧側のコンピュータも得ることができる時刻認証方法および時刻認証システムを提供する。【解決手段】送信側のコンピュータが平文の電子的書類にメッセージ要約関数を適用した要約データ等を認証側のコンピュータへ送信する。認証側のコンピュータが送信された要約データに現在の時刻情報データを付加し、さらに認証側の秘密鍵で暗号化した時刻証明データを生成し、生成した時刻証明データを送信側のコンピュータへ返信する。送信側のコンピュータは、受信した時刻証明データを認証側の公開鍵で復号化して時刻情報データを得る。この後、当該時刻情報データと予め記録しておいた作成時刻データとの近似的一致の確認を行って、平文の電子的書類の近似的ではあるが客観的に認証された作成時刻を得ることができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
送信側のコンピュータから要求されたデータの作成時刻認証を、公開鍵暗号方法を利用して認証側のコンピュータが行う時刻認証方法であって、該送信側のコンピュータと該認証側のコンピュータとはネットワークを介して接続され、該送信側のコンピュータは作成時刻認証の対象となる対象データが記録された対象データ記録部を有しており、
前記送信側のコンピュータが、
前記対象データ記録部に記録された対象データに所定のメッセージ要約関数を適用して要約データを作成し、送信側の秘密鍵で該要約データを暗号化して電子署名データを作成するデータ作成ステップと、
前記データ作成ステップで作成した要約データと電子署名データとを前記認証側のコンピュータへ送信し、対象データの作成時刻認証を要求する送信ステップと
を備え、
前記認証側のコンピュータが、
前記送信ステップで送信された電子署名データを送信側の公開鍵で復号化して復号化要約データを得る復号化ステップと、
前記送信ステップで送信された要約データと前記復号化ステップで得た復号化要約データとを比較して、一致の確認を行う確認ステップと、
前記確認ステップで一致の確認が行われた場合、前記送信ステップで送信された要約データに現在の時刻情報データを付加した時刻証明付要約データを生成する時刻証明付要約生成ステップと、
前記時刻証明付要約生成ステップで生成した時刻証明付要約データを認証側の秘密鍵で暗号化して時刻証明データを生成する時刻証明生成ステップと、
前記時刻証明生成ステップで生成した時刻証明データを送信側のコンピュータへ返信する返信ステップと
を備えたことを特徴とする時刻認証方法。
IPC (3件):
H04L9/32
, G06F15/00
, G09C1/00
FI (3件):
H04L9/00 675Z
, G06F15/00 330A
, G09C1/00 640D
Fターム (15件):
5B085AE29
, 5B085BG02
, 5B085BG07
, 5J104AA08
, 5J104AA09
, 5J104AA11
, 5J104GA03
, 5J104JA21
, 5J104LA03
, 5J104LA05
, 5J104LA06
, 5J104MA01
, 5J104NA02
, 5J104PA07
, 5J104PA14
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