特許
J-GLOBAL ID:200903011363258490

果実保護育成用袋

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-241892
公開番号(公開出願番号):特開2002-017178
出願日: 2000年07月05日
公開日(公表日): 2002年01月22日
要約:
【要約】【課題】リンゴの袋かけ作業を、楽に能率的に行えるよう、袋にその機能を付け加えることである。【解決手段】袋かけ作業を簡便化する袋の構造と機能を次のようにする。長方形状の袋の片側上角部に幼果を内包する開口部と、開口部を閉じる機能を備える。袋は成熟した果実を圧迫せず包み込む形状とサイズを持つ。幼果を袋の中心部に内包した後、袋を閉じる機能として、開口部を形成するスペースに剥離紙付き接着シートをつけた。袋を保持する機能として、果柄を覆う突起を設けた。以上で課題を解決した。
請求項(抜粋):
幼果を保護育成するため、また農薬をかける回数を少なくするために、袋かけ作業をおこなうが、その袋かけを簡便化する袋の構造と機能において、幼果を袋に内包する際の開口部の構造と、幼果を内包した開口部を閉じる機能、そして袋を保持する機能以下のようにする。袋の上部水平部に段差を付けた長方形状の袋であって、その段差の高さは果実の果柄の一部を覆うサイズとし、その長さは段差の高い側の側面から袋の上部水平部の中心を越え果柄を包み閉じられるサイズとする。低い段差の側の縁の上部水平部の閉じ端部は、袋の中心部分に位置する。段差の高い側の袋の水平部の中心部を越えた部分は、低い段差の側の袋の上部水平部の縁の端部から分離されて突起状になる。袋の開口部は、段差の高い側の角から、幼果を余裕を持って内包できる位置まで垂直に降りた点と、段差の低い側の袋の上部水平部の縁の閉じ部分の端部を結ぶ斜線とする。開口部を閉じる機能と袋の保持機能は、剥離紙付き接着シートでなされる。剥離紙付き接着シートの形状は、袋に成熟した果実を包みこむ閉じた空間を形成できる形状とする。袋保持機能は、高い段差の側の開口部水平部の上部に、突起部分まで付けられた剥離紙付き接着シートによってなされる。以上を特徴とする果実保護育成用袋。
IPC (2件):
A01G 13/02 101 ,  B65D 33/18
FI (2件):
A01G 13/02 101 B ,  B65D 33/18
Fターム (9件):
2B024FA01 ,  2B024FA10 ,  3E064AA05 ,  3E064EA30 ,  3E064FA01 ,  3E064HM03 ,  3E064HN01 ,  3E064HN24 ,  3E064HP04

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