特許
J-GLOBAL ID:200903011369665011

無線LANシステムの直交周波数分割多重化受信器及びそのシンボル同期化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩原 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-075208
公開番号(公開出願番号):特開2004-282764
出願日: 2004年03月16日
公開日(公表日): 2004年10月07日
要約:
【課題】再度の相関及び再度のピーク値比較によりシンボル時間を同期化する無線LANシステムの直交周波数分割多重化受信器及びそのシンボル同期化方法を提供する。【解決手段】短い訓練シンボルを基準信号として使用して周波数オフセットに強い1次差分交差相関を行い、短い訓練シンボルの差分値の自己相関値を基準として1次差分交差相関の出力値に対して再度の相関を行う。そして、再度の相関の出力値に対する再度のピーク値比較により、優秀な相関特性に基づいて短時間内にシンボル同期化を行う。【選択図】図2
請求項(抜粋):
無線空中波を受信して割り当てられたチャンネルに存在する信号からOFDMアナログ信号を抽出して出力するRFモジュール部と、 前記OFDMアナログ信号をサンプリングしてデジタル信号に変換して出力するAD変換部と、 前記デジタル信号及びOFDM規格の短い訓練シンボルの差分値に対する所定の交差相関により所定の1次差分交差相関値を出力する1次差分交差相関部と、 前記所定の1次差分交差相関値及び前記短い訓練シンボルの差分値の自己相関値に対する前記交差相関により2次差分交差相関値を出力する2次差分交差相関部と、 初期または所定の第2条件を満たした場合の2次境界検出情報に応答して、前記2次差分交差相関値の初期または以前の16サンプリング値のうち最高のピーク値である1次ピーク値Z(dmax*(i-1))を、次の位置からの16サンプリング値のうち最高のピーク値である1次ピーク値Z(dmax*(i))と比較して所定の第1条件に対応する1次境界検出情報P1を出力する1次ピーク検出部と、 前記所定の第1条件を満たした場合の前記1次境界検出情報に応答して、前記2次差分交差相関値の以前の16サンプリング値のうち前記最高のピーク値の次のサンプリング値である2次ピーク値Z(dmax+1*(i-1))を、次の位置からの16サンプリング値のうち前記最高のピーク値の次のサンプリング値である2次ピーク値Z(dmax+1*(i))と比較して前記所定の第2条件に対応する前記2次境界検出情報を出力する2次ピーク検出部と、 前記所定の第1条件を満たしていない場合の前記1次境界検出情報、または前記所定の第2条件を満たしていない場合の前記2次境界検出情報が活性化されるにつれて、前記1次ピーク値位置dmax*(i-1)を、OFDM規格上の短い訓練シンボル区間と長い訓練シンボル区間との境界と見なして前記位置dmax*(i-1)に同期されるクロックのシンボルクロックを発生させて出力するシンボルクロック発生部と、 前記デジタル信号を前記シンボルクロックに同期させてIFFT処理したデジタルシンボルを出力するIFFT部と、を具備することを特徴とする無線LANシステムのOFDM受信器。
IPC (2件):
H04J11/00 ,  H04L7/00
FI (2件):
H04J11/00 Z ,  H04L7/00 F
Fターム (11件):
5K022DD01 ,  5K022DD13 ,  5K022DD19 ,  5K022DD33 ,  5K022DD42 ,  5K047AA02 ,  5K047BB01 ,  5K047EE02 ,  5K047EE04 ,  5K047HH15 ,  5K047MM38
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • ヨーロッパ特許EP1,126,673号公報

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