特許
J-GLOBAL ID:200903011371778788

照明光学系及び投写型表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 喜三郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-078305
公開番号(公開出願番号):特開平6-289387
出願日: 1993年04月05日
公開日(公表日): 1994年10月18日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 偏光変換要素を伴った照明光学系において、偏光変換後の2つの出射光束の重畳結合効率を高め、光利用効率の高い且つ照度ムラ及び色ムラの小さい照明光学系及びその照明光学系を用いた表示画像品位に優れた投写型表示装置を提供する。【構成】 光源10、偏光ビームスプリッター16、プリズム型反射ミラー17、λ/2位相差板14、第1のレンズ板21、第2のレンズ板22、照明領域23をもって構成する。この構成により光源からのランダム偏光は一種類の偏光に変換された後殆んど光損失を伴うことなく、照度ラムや色ムラが平均化された状態で照明領域に導かれる。
請求項(抜粋):
光源からのランダム偏光をP波とS波の2つの直線偏光に分離する偏光分離要素、及び、分離された前記2つの偏光の内の片方の直線偏光の偏光面を90 ゚回転させ、他方の直線偏光の偏光面と一致させる偏光面回転要素、とからなる偏光変換要素を伴った照明光学系において、前記偏光変換要素から出射される2つの偏光(偏光面回転作用を受けた偏光と受けない偏光)をほぼ重畳した状態で照明領域へと導くための光伝達要素を前記偏光変換要素と前記照明領域の間に配置し、前記光伝達要素は、前記偏光変換要素からの光の入射部に配置される第1のレンズ板と、前記第1のレンズ板と前記照明領域の間に配置される第2のレンズ板より構成され、前記第1のレンズ板及び前記第2のレンズ板は前記偏光変換要素からの出射光の光軸と直角をなす平面内に複数の単位レンズを各々配列したものであって、前記第1のレンズ板を構成する単位レンズの数と前記第2のレンズ板を構成する単位レンズの数は等しく、前記第1のレンズ板を構成する複数の単位レンズによって形成される複数の光源像を、前記第2のレンズ板を構成する複数の対応する各々の単位レンズの中心近傍に形成し、且つ、前記第1のレンズ板を構成する複数の単位レンズ近傍の像を、前記第2のレンズ板を構成する複数の対応する各々の単位レンズにより、照明領域近傍に重畳結像させる様に、前記第1のレンズ板及び前記第2のレンズ板を配置したことを特徴とする照明光学系。
IPC (4件):
G02F 1/1335 530 ,  G02B 27/28 ,  G02F 1/13 505 ,  H04N 5/74
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-006516
  • 特開平4-367836

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