特許
J-GLOBAL ID:200903011376983711

船舶用推進装置の電食防止構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-321396
公開番号(公開出願番号):特開2001-138992
出願日: 1999年11月11日
公開日(公表日): 2001年05月22日
要約:
【要約】【目的】 回転部等への高価なコーティングを必要とすることなく、原動機駆動時に回転体部分と静止体部分に生じる電位差を減少させて恒久的でローコストな電食防止効果の得られる、船舶用推進装置の電食防止構造を提供する。【構成】原動機の動力が伝達される推力軸1を支承する軸受2、推力軸1の回転を推進器軸6に伝達させる歯車機構の軸受11A,11B、推進器軸6を支承する軸受10A,10B、これら軸受のうちの一部の軸受または全ての軸受について、その回転側外周面と静止側内周面との対向面間に形成された空隙部13に、導電グリースを充填して上記軸受における回転側と静止側を電気的に導通させ、推進装置の外側に流電陽極20を装着し、推進装置の駆動時にその回転体部分と静止体部分に生じる電位差を減少させることにより電食現象を生じさせないよう構成した。
請求項(抜粋):
原動機の動力が伝達される推力軸を支承する軸受、推力軸の回転を推進器軸に伝達させる歯車機構の軸受、推進器軸を支承する軸受、これら軸受のうちの一部の軸受または全ての軸受について、その回転側外周面と静止側内周面との対向面間に形成された空隙部に、導電グリースを充填して上記軸受における回転側と静止側を電気的に導通させ、船舶用推進装置の外部に流電陽極を装着し、推進装置の駆動時にその回転体部分と静止体部分に生じる電位差を減少させることにより電食現象を生じさせないよう構成したことを特徴とする、船舶用推進装置の電食防止構造。
IPC (3件):
B63H 20/14 ,  B63B 59/00 ,  C23F 13/00
FI (4件):
B63B 59/00 C ,  C23F 13/00 C ,  C23F 13/00 K ,  B63H 5/12 E
Fターム (3件):
4K060AA02 ,  4K060BA43 ,  4K060EA02
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 回転支持装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-275428   出願人:日本精工株式会社

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