特許
J-GLOBAL ID:200903011382797504

火災検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-070578
公開番号(公開出願番号):特開平9-259372
出願日: 1996年03月26日
公開日(公表日): 1997年10月03日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 監視区域内の赤外線を受光し、赤外線の受光量に基づき監視区域内の火災の発生を検出する火災検出器の火災検出方法に関し、火災による炎と火災以外の炎を区別し、火災のみを確実に検出することができる火災検出方法を提供する。【解決手段】 検出信号を一定の時間聞隔でサンプリングし、デジタル信号に変換するステップと、得られたデジタル信号の周波数成分を求めるステップと、求めた周波数成分データについて所定の周波数区間毎に周波数成分データに密接した直線の傾きを求めるステップと、火災を検出したときの検出信号から求めた傾きデータを基準データとして予め記憶しておき、基準データと求めた傾きデータとの差を求めるステップと、求められた差のデータより差のデータを含む楕円の主軸の傾きと重心の位置を求めるステップと、求められた主軸の傾きと重心の位置がそれぞれ所定の範囲内にあるときに火災であることを検知するステップとを有する。
請求項(抜粋):
監視区域内の赤外線を受光し、受光強度に応じた検出信号を出力する受光部と、該検出信号に基づいて火災が発生したか否かを判断する判断部とからなる火災検出器を用いて火災を検出する火災検出方法であって、前記検出信号を一定の時間間隔でサンプリングし、デジタル信号に変換する第1のステップと、前記第1のステップで得られた前記デジタル信号の周波数成分を求める第2のステップと、前記第2のステップで求めた周波数成分データについて所定の周波数区間毎の周波数成分データに最も密接した直線の傾きを求める第3のステップと、火災を検出したときの検出信号から求めた傾きデータを基準データとして予め記憶しておき、該基準データと前記第3のステップで求めた傾きデータの差を求める第4のステップと、前記第4のステップにより求められた差のデータに基づいて形成される楕円の主軸の傾きと重心の位置とを求める第5のステップと、前記第5のステップにより求められた主軸の傾きと重心の位置がそれぞれ所定の範囲内にあるときに火災が発生したと判断する第6のステップとにより火災が発生したか否かを判断することを特徴とする火災検出方法。
IPC (2件):
G08B 17/00 ,  G08B 17/12
FI (2件):
G08B 17/00 C ,  G08B 17/12 A

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