特許
J-GLOBAL ID:200903011383592809

音響特性制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 斉藤 千幹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-209246
公開番号(公開出願番号):特開平7-066647
出願日: 1993年08月24日
公開日(公表日): 1995年03月10日
要約:
【要約】【目的】 予め音響空間の伝達関数を求めることなく希望音響特性を付与する。【構成】 フィルタ回路13は音響信号xnに所定のフィルタ特性を付与して音響信号伝搬系11と遅延特性付与部14に入力する。音響信号伝搬系のスピーカ11aは音響信号を音響空間11bに出力し、聴取者近傍に設けたマイク11cは音響空間を伝搬してきた音響信号を検出する。遅延特性付与部はフィルタ回路より入力された音響信号に音響信号伝搬系の遅延伝達特性z-n を付与する。適応信号処理部15は遅延特性付与部出力と適応フィルタ15aの出力の合成信号が最小となるように、適応信号処理を行ない、適応フィルタ特性Wが音響信号伝搬系の伝達特性Cの逆関数(=z-n/C)となるようにその係数を更新する。係数設定手段17は、音楽の切れ目(曲間)あるいはユーザの指示により適応フィルタの係数をフィルタ回路に設定する。
請求項(抜粋):
スピ-カと、音響空間と、スピ-カより音響空間に出力された音響信号を検出する検出手段を備えた音響信号伝搬系、音響信号に所定のフィルタ特性を付与して音響信号伝搬系に出力する第1のフィルタ回路、第1フィルタ回路の出力信号に音響信号伝搬系の遅延伝達特性を付与する遅延特性付与部、前記検出手段により検出された音響信号が入力される適応フィルタ、遅延特性付与部出力と適応フィルタ出力の合成信号と前記検出された音響信号とを入力され、適応信号処理を行なって適応フィルタの係数を決定する適応信号処理部、適応フィルタの係数を前記第1のフィルタに設定する手段を有する音響特性制御装置。
IPC (5件):
H03G 3/00 ,  H03G 3/32 ,  H03H 17/02 ,  H03H 17/04 ,  H03H 21/00
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平1-240099
  • 特開平1-238299
  • 特開平1-238298
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