特許
J-GLOBAL ID:200903011384271178

音像定位方法および音像定位装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-052573
公開番号(公開出願番号):特開平8-182100
出願日: 1995年03月13日
公開日(公表日): 1996年07月12日
要約:
【要約】【構成】 実際の音源位置から白色雑音を発生し、片方の耳と他方の耳のマイク出力を未知システムのそれぞれ入力、出力とみなし、その未知システムを周波数帯域別に同定する。次に仮想音像位置で白色雑音を発生し、上記の操作を繰り返す。次に実際の音源位置の時の片方の耳のマイク出力を未知システムの入力、仮想音像位置の時の同じ耳のマイク出力を未知システムの出力とみなし、その未知システムを同定する。同定されたシステムを用い、複数の周波数帯域に分割された音響信号が、帯域別の音像定位手段によって音像定位演算が行われる。その帯域別出力を合成して出力信号を求める。【効果】 音像定位装置のフィルタを安定かつ簡単に求めることができ、また、1つの音像定位手段で用いられるフィルタが低次数となり、安定性と音質・音像定位を両立させることができる。
請求項(抜粋):
実音場中の音源位置から受聴者あるいは疑似頭の左耳の特定箇所までの第1の空間伝達関数と、右耳の特定箇所までの第2の空間伝達関数と、仮想音源位置から左耳の前記特定箇所までの第3の空間伝達関数と、右耳の前記特定箇所までの第4の空間伝達関数との演算を含み、演算結果より音像を任意の位置に定位させる音像定位方法であって、音源位置あるいは仮想音源位置から持続的励振条件を満たす音響信号を発生させ、左右の耳の前記特定箇所で前記音響信号を記録し、前記第1から第4のいずれかの空間伝達関数の逆関数と、残りのいずれかの空間伝達関数との積で表される未知の伝達関数を、前記記録した音響信号を前記未知の伝達関数の入出力とみなして求めることを特徴とする音像定位方法。
IPC (2件):
H04S 7/00 ,  H04S 1/00
引用特許:
審査官引用 (8件)
  • 特開昭64-018400
  • 特開平4-030700
  • 特開平4-079600
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